どうも、最近新しいデッキの発想が浮かばなくてスランプ気味なJ也です。
色々考えてはいるのですが、強そうだなーと思うデッキはあっても、それが楽しそうなデッキかと聞かれればなんとも言えない、そんな感じです。
とは言うものの、僕の言う「楽しい」は大抵の場合変態カードを使うってことに近いので、別に普通のデッキを紹介すればいいんですけどね。
ということで、今回はまともに紹介します。
そこそこ高めの初期忠誠度4に、クリーチャーで盤面を固める2つの+1能力、そして皆大好きゲイン1 00ライフ。タイトルの100点のカードってのも当然、点数が100点満点とかいう意味ではなく、100点回復できるカードって意味です。
最後の能力だけ軸がずれっずれですが、上二つの能力はどちらも使いやすいです。特にM14のアジャニと違い、クリーチャーがいなくても仕事があるのは偉いです。緑白の得意な、クリーチャーによるサイズの暴力を二方面から構築しにかかることができます。
また、一番上の能力は谷に対して起動するだけで終わるゲームも有りますし、二番目の能力はプレインズウォーカーも持ってこれるので、ビートだけでなくプレインズウォーカーコントロールなんかでも採用できそうな良カードです。
一応オーラを持ってこれることを考えて呪禁オーラに突っ込むなんてのも考えられますが、そこはライダーキックこと狩人の勇気との選択でしょうね。置けば堅実なアドバンテージのアジャニか、決まれば大量ドローの狩人の勇気か。はたまたどっちも採用なんてのも有りかもしれません。
とまあこのように、緑白のデッキの幅を大きく広げたカードだとは思うのですが、今回は次のようなデッキで使ってみたいと思います。
緑白ミッドレンジ
土地 25
豊潤の神殿 4
寺院の庭 4
変わり谷 3
セレズニアのギルド門 2
森 10
平地 2
クリーチャー 22
森の女人像 4
クルフィックスの狩猟者 4
世界を食らうもの、ポルクラノス 4
漁る軟泥 3
羊毛鬣のライオン 4
加護のサテュロス 2
狩猟の神、ナイレア 1
スペル 13
セレズニアの魔除け 4
払拭の光 4
英雄の導師、アジャニ 3
太陽の勇者、エルズペス 2
それではちょっと解説を。
このデッキの方針としては、2マナの優良カードで盤面を作りつつ土地を伸ばし、ポルクラノス、アジャニ、ぺスで最後攻め立てて終わり、という感じです。
アジャニもそうなのですが、それよりも払拭の光の収録のおかげで組めるようになったデッキタイプ ではないかと思います。
カード個別の説明としては、まず女人像とクルフィックスは中盤以降強力なカードに確実にアクセスできるようにするためのカードで、方針にぴったりなので文句なしの採用。
それらのマナサポートによるマナフラッドにも対応できる2マナ圏として、漁る軟泥とライオンをチョイス。ライオンの枠は復活の声とかロクソドンの強打者とかでも良かったのですが、怪物化したライオンにアジャニでカウンター乗せまくる動きが割りと現実的かつ強そうなのでライオンを採用しました。一枚のカードパワーは若干弱いので、ここは好みに近いと思います。加護のサテュロスも同様ですね。マナフラに対応できるクリーチャーで、普通に3マナ域として出してもそこそこだけどパワーはそこまで高くないという。
セレズニアの魔除けは何にしろ使い道はあるので4枚、同じく払拭の光もそう簡単に腐らないので4枚です。これらのおかげで、冒涜の悪魔一体に詰む、ということが限りなく少なくなったのではないでしょうか。
そしてフィニッシュ枠としてポルクラノスとぺス。お互いちょっとした除去としても働ける のがえらいです。相手によってはサイドからぺス追加してもいいかもしれません。
肝心のアジャニは3枚。今回のデッキでは除去以外は全部がサーチ対象なので、サーチ能力の失敗は少なそうです。カウンターを乗せる効果も谷やライオンなんかの対処しにくいクリーチャーを選べば強いので、中盤以降は腐ることの少ないカードだとは思います。けど、やっぱり重くて出してる余裕無いこともありうるので4枚は厳しいかな。そこがドムリとの違いですね。
そしてサイドの話にはるのですが、個人的にはセテッサ式戦術なんてのも面白そ うだと思います。クリーチャーをタップさせる必要があるのでただ強ではないのですが、一枚で何体か除去できる可能性をもったナイスかーどです。あと、クリーチャーによってはプロテクション白を倒すことができるのもポイント。
あと、これはそれなりにどうでも良い話なのですが、このデッキは土地と軟泥、魔除け以外全部テーロスブロックのカードというのもちょっとしたポイントです。今作っておけば、ローテーション落ちした後も普通に使えると思います。ローテーション落ちするカードも魔除け以外全部モダンで使われるものなので値段も簡単には下がらないし、今が作り時なデッキだと感じてます。
てな感じでいかがでしょうか。
特にこれといって独特なポイントのあるデッキではないですが、そこそこに戦える普通のデッキだと思います。
癖の強さも余り感じないので、作り得な感じのある緑白ミッドレンジ。是非試してみてください。
以上、J也でした。