ハルシオンのMTGブログ

MTGシングルカード通販ショップ「ハルシオン」のブログです。 http://mtg-halcyon.com/

タグ:若き紅蓮術師

どうも、J也です。

先週末はグランプリ神戸でしたね。僕はモダンはやらないのでサイドイベントオンリーでしたが、普段とは違う環境での対戦は新しい発見が色々あって非常によかったですね。

さてさて、それでは今回の内容ですが、タイトルを見たら分かる通り、純正のイゼットデッキを作ろうと思います。

このイゼットというギルドは根強い人気を持つギルドですが、最近の構築シーンではほとんど見ない、見たとしても何かもう一色足されていることがほとんどです。

ちなみにラヴニカの回帰ブロックでギルドに与えられたキーワード能力は超過。qj9wo0g77x_jp このキーワード能力自体は非常に良く使われる能力の一つではあるのですが、実際に使われているのは赤青とは関係のない、片側の色しか使われていないようなデッキばかり。まあ信心のせいとも言えなくは無いのですが。

この超過というキーワード能力ですが、弱い能力では決してないのですがいかんせんシナジーもなく、超過を持っているのが全てスペルであり、しかも大抵がクリーチャーに干渉するものであり、クリーチャーをかなり足さないと効果が薄い為、これをメインに組み込んだデッキが作りづらい。

そのため、純正イゼットを組みたいのなら他の方向性を考えないといけません。

例えば、除去の赤とカウンターの青を入れていることから、コントロールに寄せるとか。ただこの場合、タフネス5以上のクリーチャーを処理できるのがカウンターと急速混成、点火+変化くらいしかなく、なんのひねりもなくポルクラノスや冒涜の悪魔を連打されるだけでもかなりきついこと、全体除去が神々の憤怒しかなく、並べてくるデッキ相手でも効果が期待できないことが多いことを考えないといけないということを念頭に置かないといけないのが厳しいです。正直、どうあがいてもコントロールとしての精度は青白に勝てません。

では、どうするのか。

やはりここは、こいつに任せるしかないでしょう。イゼットを陰ながら支えてきたイケメンゴブリン、どぶ潜み!lbklumm7JP_jp

どぶ潜みさんは、イゼット団の隠された(?)能力である、「呪文を唱える度に」能力の中でも勝ちに直結する能力持ちです。こいつをメインテーマにした、つまり、スペルを唱えることで効果を発揮するカードと軽量スペルを組み合わせるデッキこそがイゼット団の生きる道ではないでしょうか。

ということで、こんなデッキを組んでみました。


イゼットどぶ潜み

土地 22

蒸気孔 4

天啓の神殿 4

シヴの浅瀬 4

山 5

島 5

クリーチャー 10

若き紅蓮術師 4

どぶ潜み 4

予知するスフィンクス 2

スペル 28

急かし 4

予言 3

ミジウムの迫撃砲 3

イゼットの魔除け 4

蒸気占い 2

急速混成 4

中略 2

解消 2

稲妻の一撃 3

点火+変化 1


てな感じです。

それでは少し内容について触れておきます。JCVfh48Q1p_JP クリーチャーは取り合えずスペルを参照するのは紅蓮術師とどぶ潜みさんだけです。ニヴィックスのサイクロプスやニヴメイガスの精霊、ゴブリンの電術師なんかも有りですが、今回はスペルの枠との兼ね合いを見てこの2種にしました。予知するスフィンクスは上記2種のクリーチャーを丁寧に除去してくるデッキに対してのフィニッシャー、そうでなくても占術が動き始めたら大低勝てるのでデックイン。霊異種よりもかなり軽いのもいいですね。

スペルですが、軽量スペルとしてとりあえず急かしを4枚。ソーサリーがミジウムと予言しかないので、効果を積極的に狙うよりもスペルを唱える回数を増やすという目的で使うのが良いかと思います。

急速混成は悪魔やポルクラに対する除去として4枚必須です。wb71jk0gzt_jp 1マナということもあり、隙が少ないのが最大の強み。また、それらの巨大生物が少ない相手にも、若き紅蓮術師のトークンをサイズアップさせる軽量カードとして最低限の働きはあります。

火力除去として取り入れているのはミジウム、魔除け、稲妻の一撃、点火+変化を計11枚。魔除けはカウンターとしてもルーティングとしても使える為4枚確保。ミジウムはクルフィックスの狩猟者、血男爵に対してとあと一応超過も見越しての3枚です。点火+変化は急速混成の5枚目くらいの気持ちで入れてます。上手く使えば一枚で2体対処できることもあり、最悪本体火力になるのでそこまで悪くはないです。ただ、怪物化を済ませたカードに対しては無力なので注意。無くてもいいかも。稲妻の一撃はマグマの噴流との選択ではあるのですが、デッキが2点火力だらけでスペクターや急速混成のトークンに対抗できないので入れました。

カウンターはとりあえず中略解消2枚ずつとイゼットチャームです。dd28ajolf4_jp どぶ潜みと紅蓮術師出して盤面対処してグダグダにして勝つ、というプランを考えると、クリーチャーをカウンターできないとはいえ魔除けは悪くないと思います。

ドロー系のスペルは急かし、予言に加えて蒸気占いを入れてみました。面白いカードなのですが、魔除けでルーティングしないとそんなに強くないこともあるのでいわゆる実験枠ってかんじですね。

というかんじで今回はこの辺で。

ではでは、J也でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

どうも、J也です。

ついこの間ニクスへの旅が発売されたと思ったら、こんどはコンスピラシーやらDuels of planeswalker 2015やらでマジック界が盛り上がってますね。

それが終わっても少ししたら基本セットの発売がありますし、しばらくは新しい情報に囲まれてなかなか情報の整理が難しそうです。

さてさて、それでは今回のデッキ紹介。赤がフィニッシュできるカード、緑が時間を稼ぐカードです。


世紀の実験ライブラリーアウト

土地 26

神秘の神殿 2

奔放の神殿 4

天啓の神殿 4

踏み荒らされた地 4

繁殖池 2

森 7

島 1

山 2

変わり谷 2 

クリーチャー 5

森の女人像 4

霊異種 1

スペル 29

世紀の実験 4

心理のらせん 2

都の進化 4

流浪 4

ミジウムの迫撃砲 4

濃霧 4

拠点防衛 4

原始の報奨 3



さて。今回のデッキの名前にも書いてある通り、世紀の実験によるライブラリーアウトを狙っていきます。 ex8mtsafo2_jp

基本的な動きとしては森の女人像や流浪、都の進化でどんどんマナブーストし、大量のマナで世紀の実験。そうして落ちたカードを心理のらせんで回収しながらライブラリーを削るというめちゃくちゃなデッキです。

それではそれぞれのカード解説を。

まず土地配分。これに関しては正解が何なのかなんとも言えないですが、とりあえず都の進化や流浪の後に濃霧を構えられるように、アンタップインできる土地は緑が絡むもの多め。また、最もシンボル要求の強いミジウムの迫撃砲超過を狙うために半分以上が赤マナが出るようにしました。ショックランドよりも占術ランド多めなのは、世紀の実験X=1で撃つことで隙を少なく動けるからですね。変わり谷は原始の報奨からの世紀の実験で大量にカウンターを乗せる遊びができるように一応入れときました。vhlr9buvxs_JP

次に女人像。倒れにくいマナクリでありながら原始の報奨のカウンターを乗せるという役割もあります。それと霊異種は保険です。例えば安らかなる眠りを貼られた瞬間このデッキのライブラリーアウトプランは崩壊するので、墓地に頼らない別軸のフィニッシャーとして一枚入れてます。

そして世紀の実験。別にXが小さくても何かめくれればそれで充分という気持ちで、とりあえず撃ってみる精神が重要です。どうせこのデッキ構えるものフォグしかないので、とにかく序盤からけちけちせずにメインから動きましょう。

流浪と都の進化は両方4枚です。多いと思ったら流浪から減らしてみるのもあり。coxm4570do_jp

心理のらせんは2枚。世紀の実験でめくれたらうれしいな、くらいの枚数です。

濃霧と拠点防衛はある意味このデッキの生命線。これで粘って原始の報奨まで繋げば簡単な都の進化や流浪で大量ライフゲインできます。

原始の報奨はとにかくライフが欲しいあなたに。この枠は別にナイレアの弓なんかでもいいのですが、個人的に原始の報奨のほうが攻めに使いやすいので好みです。

JCVfh48Q1p_JP

ついでなので、他にこのデッキと相性のいいカードも紹介しておきます。

まずは赤のレガシー級2マナ生物、若き紅蓮術師。世紀の実験でめくれた枚数の分だけトークンが出てきます。コントロールにもビートにも強く、かなり強力なカードの一つなのですが、残念ながら他に除去の的になるものが無さすぎておそらく仕事する前にやられてしまうのでは、という感じです。普通に強いのでサイド後にそっと4枚入れておけば、除去を抜いた相手に対して暴れまわることもできるのでは4yt5zEp7Gp_JPないでしょうか。

続いてどぶ潜み。こいつも除去が怖くてメインには入れていないですが、サイド後は存分に火力を飛ばしてくれるのではないでしょうか。

他には、例えばバウンス。丸いのはサイクロンの裂け目ですが、圧倒的な波なんかも自軍にほとんど関係ないので使えますね。また、その辺のバウンスが使えるようになれば豊富なマナをつかって豚の呪いなんかも使えます。

あとは予言や発掘された道しるべnukwzhq1qa_JPなど、とりあえずいつ撃っても嬉しいカードを増やすのも有りです。

また、霧裂きハイドラなんかも面白いです。豊富に伸ばしたマナでいきなり速攻のファッティが襲ってくるのは流石に恐怖でしょう。


とまあ、こんな感じでしょうか。カジュアル感は半端無いですが、少なくとも一人回しでは楽しい、そんな感じのデッキです。

それでは以上、J也でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ