どうも、J也です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
と、今年最初の記事なので新年の挨拶から入りましたが、世間はもう新年というよりはただの一月、という感じです。新年最初の記事は紅白の神様を顕現させるデッキでも考えてみようと思っていたのですが、若干次期はずれになってしまいましたね。
しかし、これが新年一発目。ある程度は派手さが必要です。
ということで今回の主役はこちら。
白青黒赤緑、全ての色が必要であり、そしてそれぞれの色が得意な能力が揃っているという派手派手しいクリーチャーです。
その性能ですが、5マナ4/4というサイズはともかく、ついてくるキーワード能力がえぐい。まず定番の回避能力「飛行」、攻防一体の「絆魂」「警戒」、戦闘面でも頼りになる「先制攻撃」「トランプル」。呪禁、接死、速攻、二段攻撃以外の能力ならほぼ全てを持っています。
単体でもロック鳥や解体者などの有力飛行クリーチャーを一方的に倒すことができ、更に授与で何かのクリーチャーに付いている場合は戦闘ではほぼ最強、サイや嵐息吹のドラゴンも倒せるようになり、対処範囲がぐっと広がります。
授与するのも出すのも大変なクリーチャーですが、仕事をし始めた時のその強さと派手さは折紙付きです。
さあ、それではデッキの紹介をしましょう。
五色呪禁マンティコア
土地 24
華やかな宮殿 4
砂草原の城塞 1
豊潤の神殿 2
疾病の神殿 3
神秘の神殿 3
山 2
森 9
クリーチャー 16
森の女人像 4
バサーラ塔の弓兵 4
サグのやっかいもの 4
彩色マンティコア 4
スペル 20
神々との融和 4
新緑の安息所 4
払拭の光 4
時を越えた探索 2
英雄の導師、アジャニ 2
悲哀まみれ 2
アブザンの魔除け 1
残忍な切断 1
それでは解説。
まずクリーチャーですが、マンティコアの土台として呪禁クリーチャー達を用意しました。現環境最強の呪禁クリーチャーであるサグのやっかいものと、最軽量のバサーラ塔の弓兵の二種類です。 他の呪禁クリーチャーとしては、5マナ4/2果敢の旋風の達人と4マナ2/1で3マナ払えば呪禁を失い先制接死を得る暗殺者がいましたが、重さのわりに能力が低いため今回は見送らせていただきました。
一応、擬似呪禁としては破壊されないスリヴァーの巣主なんかもいましたが、5色揃った時点でゲームを決めに行ける構築にしたかったのでこれまた見送り。
次に、色安定の為に入れた森の女人像と新緑の安息所。 森の女人像は安定と安心のマナクリーチャーなので即採用。安息所は3マナで擬似的に1マナを増やす「オーラ」であり、神々との融和やアジャニでサーチできるのが魅力なので採用です。他候補としては好きな基本土地を持ってこれる流浪や豊潤の泉、春の具象化なんかがありましたが、基本土地を全種類、しかも神々との融和で落ちることを考えると数枚ずつ入れるとなるとマナ基盤がぐちゃぐちゃになったのでこれも見送りです。見送ってばっかりだな。
ただ、危険な櫃のことを考えると基本土地サーチの方がリカバリーしやすいのだろうとは思います。そこは一長一短ですけどね。
そしてマンティコアを探すカードとして、神々との融和、英雄の導師アジャニ、時を越えた探索を入れています。 融和はマナ基盤サーチにも除去を手札に持ってくる手段にもなり、アジャニは最悪マンティコア抜きでも戦える力を呪禁クリーチャーに与えてくれます。時を越えた探索は融和の後に使うことを前提としたようなカードですが、7枚から自由に選べるのは強力。
あとのカードは除去ですが、サーチ手段の存在する払拭の光はとりあえず4枚積み、苦手なアグロ対策になる悲哀まみれを2枚メインから入れてあります。他の除去として、とりあえず丸いアブザンの魔除けと嵐息吹に当たる残忍な切断を1枚ずつ入れてみました。この辺の除去の選択はメタを読んで各自で考えてみよう、といった感じですね。
ということで、今回はこんな感じです…が、今回このデッキを紹介したのには「派手だから」という理由だけではありません。
そう、冒頭では全く触れていませんでしたが今は新セットのスポイラー期間。せっかくだから新カードを紹介しつつ、それが入るようなデッキをと考えていました。
ということで、このデッキにすんなりと入る新カードの紹介です。
6マナ4/4で探査持ちのデーモン。その能力は、探査のコストに使用したクリーチャーのキーワード能力をコピーするというもの!
そう、つまりはマンティコアと呪禁クリーチャーを探査コストにするだけでお手軽に最強生物が完成するというわけです。
元々このデッキには探査の種でありながらサーチも兼ねる神々との融和が積まれています。つまり無理してコンボパーツを足すまでもなくマンティコアを墓地に落とすことができるのです。最短で3ターン目に最強生物が光臨すればまず勝てる!というロマンを詰め込んだこのデッキ。なかなかに強いと思いますよ。
ということで、今回はこの辺で。
J也でした。