どうも、J也です。

本編とは全く関係の無い小話ですが、最近伏魔殿のピュクシスにはまってます。青黒コンだとかクルフィックス入りのアブザン、緑信心なんかには非常に面倒くさそうな顔されてとても楽しいです。

さて、それはともかくとして今回のデッキ紹介です。

今回のテーマはこちら!

神秘の痕跡&秘密の計画jp_sngrjqi8kp jp_rpanz1wxu8

どちらも変異をテーマとしたエンチャントです。神秘の痕跡の能力は変異を出したら基本土地サーチと変異を解除したらそのクリーチャーを+2/+2パンプ、秘密の計画の能力は変異クリーチャー全体を0/+1と変異解除で1ドロー。どちらもサイズ強化の能力とアドバンテージを得る能力を持っています。

リミテッドでは、展開しながら延々とアドバンテージを稼ぎ続ける青緑軸の変異デッキが強力なアーキタイプとして存在しますが、その動きを構築で本気でやれば一体どのような動きになるのでしょうか。

それでは、環境に存在する強力な変異カードを見てみましょう。

まずは青緑から、サグのやっかいもの氷羽のエイヴンjp_xzw26xtmfp サグのやっかいものは間違いなくこのデッキのエースになるだろうカードです。6/6呪禁トランプル、対処できるカードはかなり限られてきます。エイヴンは構築では若干パワーが不足しそうですが、変異解除が軽く、序盤の時間稼ぎにはいいかも。

青や緑の単色では頭巾被りのハイドラ爪鳴らしの神秘家が強いです。他に千の風ケルゥの呪文奪いもありますが、変異解除が重く、また変異で出さないとスペックがちょっと残念。変異の枚数が足りないのなら入れるけど、種類があれば入らないとは思います。むしろ個人的に好みなのは霧炎の織り手変異解除で呪禁を誰かに与える能力は相手の計算を大きくずらすことができそうです。

他の色では、まず赤に灰雲のフェニックスjp_uvhggfnjds 基本スペックがそれなりで、変異関係なしにティムールやグルールに入ってますが、変異デッキに入れても充分強い。1枚で何回も変異できるというのも良い点です。ダブルシンボルがちょっと厳しいかもですが充分採用候補。

また、赤には嘲る扇動者という名前の冒涜の行動もいます。変異でアドバンテージを稼ぐデッキには相性が良いとは言えませんが、アグロ寄りの中速デッキのサイドにすっと挿しておけば良い働きはしそうです。

白と黒は変異があまり強くありませんが、不気味な腸卜師なんかは変異関係無しに良カード。黒系アグロのアドバンテージ源として、普通に3マナで出てくることでしょう。

あとはめぼしいものとしては、各色に1枚ずつ存在する、手札のカードを見せることで変異解除できるクリーチャーもいます。マナがかからない上に通常で出しても低マナであるため、序盤のもたつきを多少は改善してくれるかもしれません。


といった感じでしょうか。ではさくっと作ってみたデッキがこちら。

青緑t黒変異

土地 24

華やかな宮殿 4

汚染された三角州 2

神秘の神殿 4

沼 2

島 5

森 7

クリーチャー 19

爪鳴らしの神秘家 4

サグのやっかいもの 4

頭巾被りのハイドラ 3

ティムールの軍馬 4

グドゥルの嫌悪者 2

霧炎の織り手 2

スペル 17

神秘の痕跡 3

秘密の計画 4

死の激情 2

スゥルタイの魔除け 1

残忍な切断 3

荒ぶる波濤、キオーラ 2

悪逆な富 2


さて、それではちょっと解説を。

とりあえず神秘の痕跡と秘密の計画は詰むのですが、枚数は神秘の痕跡を3枚、秘密の計画を4枚です。秘密の計画は複数あればあるだけドローできますが、神秘の痕跡は複数枚あってもあまり強くないのでその分の差と思ってください。

クリーチャーは変異クリーチャーのみで19枚。 グドゥルの嫌悪者、霧炎の織り手は正直あやしいですが、お互いそれなりに有効なタイミングのある飛行クリーチャーとして考えてます。

スペルには除去を6枚。jp_9nzaw8ypbs 残忍な切断にスゥルタイの魔除けは腐りにくい除去として、死の激情はウィニーに対して間に合えば勝てるカードとして入れてあります。死の激情は重いのが難点ですが、黒マナは1つしか要求されないこと、秘密の計画があれば変異クリーチャーも巻き込まないことを評価してます。

キオーラは自由枠として入れてるので、他のカードでも良いとは思います。単純にこのカラーでデッキの方針に沿ったパワーカードだったからこれにしているだけ。

そして最後のオシャレカード、悪逆な富を2枚。神秘の痕跡&秘密の計画コンビが機能すればほぼ毎ターン土地をセットし続けることが可能。そして膨れ上がったマナでぶっ放すのがこのカードという訳です。決まればこれ1枚で勝てるのもナイスポイント。


こんなもんでしょうか。

変異で出すか、それとも素出しをするかが難しいデッキではありますが、プレイング次第ではしっかりと戦えるものになってます。相手からすれば、クリーチャー何が出てもサグのやっかいものじゃないかと疑わないといけないので、非常にやりにくいのではないかと思います。

それでは、今回はこのへんで。

J也でした。