さてさて早速ですが、今回はサムネにもなっているこいつ、メレティスの天文学者についての考察していきたいと思います。
この学者さん、決して派手な動きではないものの、ちゃんとデッキの中身をエンチャントで濃くしておけばきっちりとアドを取っていけるという優良デザインです。英雄的デッキの弱点である単体除去に対してもそれなりに耐性を持ったカードと考えられるのではないでしょうか。
ということで、このカードに相性が良いカードを考えて行きましょう。
①英雄的持ち
英雄的デッキの土台となる部分。学者以外でもそこそこ枚数は欲しいですね。
それで、採用圏内なのは以下の通りでしょうか。
最も軽い英雄。ダメージ軽減は飾り。
・密集軍の指揮者
横並びにできたら強い。全体除去は知らない。
・威名の英雄
英雄的の土台としてはやや重いが、これが通りだすとゲームが終わる。
・形態の職工
場合によっては悪魔にも神にもなる。けど相手次第。
・戦識の重装歩兵
・アクロスの空護衛
天馬と違って軽いのが魅力。回避能力に乏しいこのデッキでは飛行は偉大。
・イロアスの英雄
学者との相性が異常に良い英雄。単純に強い。
②授与カード
学者でサーチでき、英雄的を誘発でき、いざとなればクリーチャーとしてもだせる器用なカード。その分一枚のカードパワーは低い。
ビートには滅法強くなる魔法のカード。
・ニクス生まれの盾の仲間
最も軽い授与クリーチャー。
・万戦の幻霊
ぶん回っている時は強い、押されている時は弱い。でも根本的に英雄的とはそういうものでから仕方が無い。
③強化エンチャント
ちょっとデッキのエンチャント比率を上げるだけで1マナとは思えない強化値を与えるカード。
・液態化
回避能力を与えるついでに占術もできる。パワー修正ないのが痛い。
・エファラの啓蒙
一応ちょっとした修正と回避能力。回収の方はたぶんめったにしない。
④エンチャント・クリーチャー
授与でなくてもサーチはできる。若干英雄的とずれるのが弱点。
宝球二つと後何か一枚で顕現しちゃう神様。学者でこれをサーチできるというのは忘れがちだけど強い動き。
・ 太陽の神、ヘリオッド
エファアとは相性が良いけど別に強くはない神様。
・迷宮の霊魂
高い基本スペックと啓示を黙らせる能力を持った良カード。
・勇気の元型
ビートに対してかなり強くなる。でもこの辺積んだら多分英雄的デッキではなくなっていく。
⑤除去回避
・神々の思し召し
味方を対象にとってプロテクションが付いておまけに占術までできる!
・精霊への挑戦
学者以外の大体のカードはプロテクション。むしろ攻撃に使いたい。
・ミジウムの外皮
対象に取れる除去回避。強いわけではない。
・侍祭の報賞
なんと除去にもなる火力よけ。はまれば強いがまずはまらない。
⑥その他
超便利な除去カード。強い。
・乗騎ペガサス
英雄的は大体人間だから空も飛べるはず。ペガサス自体は弱い。
・審判官の使い魔
クロックとしては微妙だが、除去のターンをずらせる。
とまあ、こんな感じでしょうか。
青白英雄的といったら速度で勝負のイメージなので基本的に軽いところを挙げてみました。他にラヴィニアなんかも相性としては悪くないですね。
てことで、今回組んでみたのがこんな感じのデッキ。
青白英雄的
土地 22
神聖なる泉 4
啓蒙の神殿4
変わり谷 3
平地 9
島 2
クリーチャー 26
ニクス生まれの盾の仲間 3
希望の幻霊 3
イロアスの英雄 4
メレティスの天文学者 4
恩寵の重曹歩兵 4
威名の英雄 2
万戦の幻霊 4
都市国家の神、エファラ 2
スペル 14
神々の思し召し 4
天上の鎧 4
拘留の宝球 4
赤色のところが学者で引っ張ってこれるカードたちです。実に1/3ですね。学者の効果が3枚めくってその中に一枚あればいいので、それなりに成功するのではないでしょうか。
ということで、今回はこの辺でおわらせときたいと思います。
ではでは、J也でした。