どうも、J也です。
世界選手権とマジックワールドカップが終わりましたね。マジックカップは残念でしたが、世界選手権では日本人が二人もベスト4に入賞して、同じ日本人として喜ばしい限りです。
さて、それで今回の記事ですが。
いきなりなんですが、発売記念のプロモって微妙なこと多いですよね。昔は修復の天使とかいうぶっ壊れがプロモだったりしたみたいですが、最近はトロモクラティスだったり壮大な鯨だったりガラクの目覚めだったり、コストの重さでカードを選んでるんじゃないかってくらい使いにくいカードばかり。当然ながら、今回のタルキール覇王譚の発売記念プロモも使いにくいものでした。
まず出すのに4マナ、そして装備に3マナ、さらに起動に2マナ、しかも装備クリーチャーは召喚酔いしていてはいけない。奇襲性皆無、パワーの高いクリーチャーを寝かす必要がある、横にクリーチャーが並んでないといけないと、あまりの使いにくさに笑いがでるレベル。リミテッドですら使うのがためらわれる。というかテンポが悪すぎるから入れたとしても苦しめる声のコストにしそう。
しかし!今回はこのどうしようもないカードで華麗な一撃を与えるデッキを考えてきました!
その相棒がこちら!
8マナ10/10、防衛、破壊不能。10マナで怪物化したら20/20トランプル(笑)として攻撃も可能。
こいつを玉座に座らせれば、何の役にも立たない巨像がオーバーキル感溢れる素敵カードに!流石に+10/+10トランプルの修正が全体に飛んだらゲームが終わりますよね。踏み荒らし3回分ですよ。
だけどここで問題が。いくら全体に+10/+10トランプルを与えるロマンが存在しても、それを出す手段と10/10トランプルを受けるクリーチャーがいないと話が進まないのです。
しかし!今回私、それらの問題を一挙に解決(?)してくれるカードを見つけました!
2マナ1/3、全てのアーティファクトに召集を与える能力。つまり、あとはトークンだろうが何でも、とにかくクリーチャーさえいればアーティファクトは出せるということなのです!そして召集に使ったトークンは今度は全軍+10/+10されて攻撃に向かう、と。
いやー、実用性はほとんどないネタシナジーですが、万が一決まったときは非常に気持ち良いと思います。いかに勝つか、というより、いかに相手を驚かせるか、というタイプのデッキになりそうです。
よし、それではサクッとデッキを紹介しましょう。
ジェスカイトークンwith巨像
土地 24
神秘の僧院 4
シヴの浅瀬 2
戦場の鍛冶場 4
溢れかえる岸辺 4
凱旋の神殿 3
平地 3
島 2
山 2
クリーチャー 10
主任技師 4
オレスコスの王、ブリマーズ 2
道の探求者 2
アクロスの巨像 2
スペル 26
ジェスカイの隆盛 4
急報 4
軍族童の突発 4
宝船の巡航 4
タルキール龍の玉座 2
ジェスカイの魔除け 4
テイガムの策謀 2
かきたてる炎 2
ネタシナジーを組むには主任技師とトークンカードが必須、ということで雑にジェスカイトークンデッキにしてみました。普通のジェスカイトークンから熟達扇動者や速槍を抜き、その分+10/+10を無理矢理決めるためにテイガムの策謀を入れてみました。最悪宝船の弾になるし不要牌を落とせるので悪くないかも。
また、ジェスカイの隆盛は全体強化がメインと見せかけてルーター能力が目的です。これもまた宝船の弾を作るのに便利ですね。ここまでくるともう探索も入れたくなりますが、青青が厳しいのと、全除去みたいにとりあえず持ってくれば良いというカードがないのがネックですね。
また、ブリマーズなんかはむしろサイドボードに多いですが、今回はメインに2枚突っ込みました。扇動者が抜けて3マナが減ったこと、単純にパワーカードであることからとりあえず入れてみた感じです。
サイドプランとしては、普通にネタを諦めてジェスカイトークンにするとか、むしろ主任技師を頼りに新ファイレクシアの魂とか小走り破滅エンジンとかを出して戦うとかもあり。相手からしたらどんなサイドカードが飛び出すか分からないというのもこういったネタデッキの強みの一つです。
ということで、今回はこのくらいでしょうか。
ネタが過ぎる、といえばネタが過ぎるデッキですが、こういう一発芸、僕は大好きなんです。許してください。
ではでは、J也でした。