どうも、J也です。
M15のフルスポイラー公開されましたね。もう少しで次のプレリリースですし、一度どんなカードがあるかチェックしておくのも良いですね。逆にあまり見ずにプレリリースに挑むというのも面白いですが、変なレア出されて対策法分からないまま負ける、なんてこともあるかもしれないので注意が必要です。
さて、今回はこのM15のカードを軸にしたデッキを紹介したいと思います。
無色の6マナ6/6でパワー2以下にブロックされない能力と死亡時に6点どこかに飛ばす能力を持った期待のアーティファクトクリーチャーです。
エルズペスの+1トークンを無視して殴れ、また-3能力で倒されても道連れにできる、対エルズペスの決戦兵器。コントロールからしたら追放以外の処理ではどうあがいても6点飛んでくる非常に面倒くさいやつですが、例えば緑に対してもマナクリやクルフィックスの狩猟者をすり抜けて殴れたり、黒に対しても(重いですが)ゾンビをブロックでき、デーモンと相打てるだけのサイズを持つなど、使い道がないわけではないそこそこの優良クリーチャーです。
それもまたM15に収録されたこれ、爆片破です。 アーティファクトを一枚生け贄にして好きなところに5点ダメージのナイスカード。合計11点を本体に飛ばすとかロマンあふれる話ですが、流石にアクションが重過ぎる上にもう一回やらないと相手を倒せないので、ちょっとこれだけではデッキは組めないかもしれません。
ということで、似たような役割のカードを増やしてみましょう。
まずエンジンと似た役割のカードとして、ラヴニカ生まれの残念レア アーティファクト、不安定な装置があります。4マナ4/4トランプル、ダメージ受けたら1/2で死亡、さらに1/2で全体に4点ダメージと、除去として見るにもアタッカーとして見るにも4点本体に与えるカードとして見るにも不安定すぎて大変です。それでも能動的に生け贄に捧げられるデッキなら能力発動のタイミングが決めれる分、普通に使うよりは使いやすいと思います。ただ、大体どんなタイミングでも使えるというカードではないので、そんなに過信はしてはいけないとしっかり理解しておく必要はあります。
そして爆片破の代わりですが、これがなかなか難しく、あえて挙げるなら交易所でしょうか。 5点ダメージがないのはちょっとさみしいですが、起動1マナで生け贄に捧げて1ドローというのも悪くはないです。また、エンジンをクリーチャーとして生け贄に捧げつつ別のエンジンを拾うという胡散臭い動きができるというのは爆片破には無い利点です。アーティファクトを沢山入れるデッキなら充分採用圏内です。
という感じで、この辺のカードを詰め合わせたデッキを組んでみましょうか。デッキレシピの中の赤色のものはアーティファクトを指してます。
赤黒アーティファクトデッキ
土地 24
ダークスティールの城塞 4
ヨーグモスの墳墓、アーボ-グ 1
変わり谷 2
悪意の神殿 4
血の墓所 4
山 3
沼 6
クリーチャー 8
小走り破滅エンジン 4
不安定な装置 4
スペル 28
爆片破 4
交易所 3
ダークスティールの溶鉱炉 1
ラクドスの魔鍵 4
エレボスの鞭 2
パーフォロスの槌 2
漸増爆弾 2
エレボスの指図 1
パーフォロスの指図 1
戦慄掘り 4
英雄の破滅 2
究極の価格 2
それではちょっと説明を。
まずカラーリングですが、序盤を耐える為の除去、それとエレボスの鞭のために黒を足してあります。
エレボスの鞭は絆魂を与える為、大体何をしても6点与えるエンジンとは相性○です。また、不安定な装置が爆発したらクリーチャーの数+対戦相手の数だけ4点を回復できるという意味不明な状況も発生します。大体一回決まればビートには有利に戦えると思います。
魔鍵はマナ加速に加え、タフネス3以下を一方的に倒せる良ブロッカーです。クルフィックスのなんとかとかいうカードには滅法弱いですが、それでも充分使えると思います。
指図2枚は枠がちょっと余ったから入れてみましたが、それぞれ限定的な状況でのみ強いカードなのでサイドからでも充分とは思います。一応、パーフォロスの指図はエンジンの死亡に合わせて出せば12点ダメージだったり、エレボスの指図は交易所のヤギ生け贄と相性が良かったりはします。
パーフォロスの槌は今はあまり使われていませんが、充分構築級の良カード。出てくるクリーチャーがアーティファクトなので交易所や爆片破の種にもなりますし、最悪槌事態もアーティファクトなのでそれを使うことも全然あり。エンジンが速攻持って殴ってくるのも怖いですしね。
ダークスティールの溶鉱炉は、まあ、とりあえず。別段相性良いわけではないのですが、なんかアーティファクトいっぱいあったら入れたくなりますよね!
サイドカードはまあ除去の選択肢増やしたり、追加のクリーチャー兼装備枠として憑依された板金鎧入れたり、ミラーマッチ(笑)対策にヘルカイトの暴君入れたりで行けるのではないかと思います。
とまあこんな感じです。キーカードが結構重い上にドローがかなりゆっくりなので安定はしにくいとは思いますが、上手くパーツが噛み合えばそれなりに戦えるとは思います。
では今回はこれくらいで。J也でした。
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