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カテゴリ: バイ助・リオン

バイ助・リオンが引き続きウェザーライトを紹介!

うん、今回も俺が引き続きウェザーライトの紹介をするよ。トリ助の体調は良くなったみたいだけどな。病み上がりに無理させるのもどうかと思ってね。どれ、早速始めるかな。


ウェザーライトの空気を伝えるカード達

ウェザーライトのテーマとして、墓地利用というものがあってな。墓地のカードを追放することで様々な効果を発揮するカード達が多くデザインされていた。そんな中でもデッキとして成立した数少ないカード達を紹介しよう。決してかったわけではないが、そのセット『らしさ』が詰まったいいカード達だよ。


ぱっとしない『アーテイエイトグ』のパーツ達

Barrow Ghoul墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoul
(1)(黒)
クリーチャー ゾンビ
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地の一番上のクリーチャー・カード1枚を追放しないかぎり、墳墓の食屍鬼を生け贄に捧げる。
4/4



Circling Vultures待ち受ける禿鷹/Circling Vultures
(黒)
クリーチャー 鳥
飛行

あなたは、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも、待ち受ける禿鷹を捨ててもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地の一番上にあるクリーチャー・カード1枚を追放しないかぎり、待ち受ける禿鷹を生け贄に捧げる。
3/2

まずは良く似たこの2枚を紹介しようかな。どうだい、分かりやすいクリーチャーだ。マナレシオが高いが、毎ターン墓地のクリーチャーを要求するというデメリットがキツイな。こいつらを使いこなすには、デッキに大量のクリーチャーと、上手いこと墓地を肥やしてやる必要があった。ウェザーライトにはそんなカードも盛り込まれていたよ。


Ertai's Familiarアーテイの使い魔/Ertai's Familiar
(1)(青)
クリーチャー イリュージョン
フェイジング
アーテイの使い魔がフェイズ・アウトするか戦場を離れたとき、あなたのライブラリーのカードを上から3枚、あなたの墓地に置く。
(青):あなたの次のアップキープまでアーテイの使い魔はフェイズ・アウトできない。
2/2

個人的にはウェザーライトを代表するカードだと思っているんだけど、きっと伝わらないだろうな。およそ青らしくない、墓地を肥やし用クリーチャーだ。さっき紹介した上の2枚と一緒に『アーテイエイトグ』デッキを組んで、近所の大会でそこそこの成績を残した覚えがあるよ。墓地肥やしパーツでありながら、自身がクリーチャーなのがいい感じだね。たまーにフィニッシャーとして活躍することがあって、相手が余計にくやしがってくれるのが嬉しかったな。



墓地利用はやっぱり黒だね!

Buried Alive生き埋め/Buried Alive
(2)(黒)
ソーサリー
あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大3枚まで探し、それらをあなたの墓地に置く。その後あなたのライブラリーを切り直す。

普通に使っても全くアドバンテージを生まない、まさにコンボ専用カードと言っていいだろう。ここまで極端なカードは初めてだったと思うな。ウェザーライト期での活躍よりも、オデッセイ再録後やその後のエクステンデッドのほうが実績があるかな。コストは3マナとやや重いものの、3枚同時っていう点が評価されるね。誤解を承知で言うと、状況によっては"Demonic Tutor"3枚分の仕事ができるんだからな。きっとこれからも活躍するだろうね。


Necratogネクロエイトグ/Necratog
(1)(黒)(黒)
クリーチャー エイトグ
あなたの墓地の一番上のクリーチャー・カードを1枚追放する:ネクロエイトグはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
1/2

こいつはウェザーライトのクリーチャーだと一番活躍したと思うな。ちゃんと組んだデッキならワンパンでゲームを終わらせる力強さがあって、さっき紹介した『アーテイエイトグ』にも2枚くらい入れていたかな。nWo系でも1枚は必ず入っていた。"生ける屍"を打つ前にコイツが殴ってゲーム終了、なんて場面も多かったな。エイトグ全体で見ても、かなり活躍した方だな。


Spinning Darkness闇の旋動/Spinning Darkness
(4)(黒)(黒)
インスタント
あなたは、闇の旋動のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの墓地にある黒のカードを一番上から3枚追放することを選んでもよい。
黒でないクリーチャー1体を対象とする。闇の旋動はそれに3点のダメージを与える。あなたは3点のライフを得る。

墓地利用系カードであり、ウェザーライト唯一のピッチスペルだな。本体にはダメージが入らないものの、ピッチスペルで3ダメージ、しかもインスタントという点はなかなか役立ったよ。4枚フル投入はしづらいところもあったけど、回復までできるから生打ちでも我慢できる性能だったね。



緑は緑らしく、3枚ともクリーチャーを紹介だ

Harvest Wurm収穫のワーム/Harvest Wurm
(1)(緑)
クリーチャー ワーム
収穫のワームが戦場に出たとき、あなたの墓地にある基本土地カードを1枚あなたの手札に戻さないかぎり、それを生け贄に捧げる。
3/2

緑の墓地利用は、土地限定だがうまく機能すればアドバンテージを得ながら高レシオなクリーチャーを展開できるっていう憎いヤツだ。ウェザーライトにはコイツの相棒があと2枚あって、連続で展開できると最高に気分が良かったな。それがこの2枚だよ。


Rogue Elephantはぐれ象/Rogue Elephant
(緑)
クリーチャー 象
はぐれ象が戦場に出たとき、あなたが森を1つ生け贄に捧げないかぎり、それを生け贄に捧げる。
3/3

まずはこいつを出して、墓地に森を送り込む。デメリットはでかいけど、序盤に3/3というサイズは、当時の環境だとかなりの脅威だからね。苦手な赤の火力には"巨大化"系で対抗する。緑単のブームを作った一枚ともいえる。もちろん"ラノワールのエルフ""収穫のワーム"あって何とかなるこのデメリットだ。


Fallow Wurm休耕地のワーム/Fallow Wurm
(2)(緑)
クリーチャー ワーム
休耕地のワームが戦場に出たとき、あなたが土地カードを1枚捨てないかぎり、休耕地のワームを生け贄に捧げる。
4/4

"収穫のワーム"の相方その2だ。さっきの"はぐれ象"ほどは使われなかったけど、3マナ4/4というサイズは良かったね。単体で火力に対抗できたし、前回紹介した"鋼のゴーレム"を突破できる。もちろん側面攻撃持ちの2/2クリーチャー達にも一方的に勝てる。バウンス系の少ない環境だったから活躍できたカード達だね。



それ以外の墓地利用カード達

Gaea's Blessingガイアの祝福/Gaea's Blessing
(1)(緑)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地にあるカードを最大3枚まで対象とする。そのプレイヤーは、それらを自分のライブラリーに加えて切り直す。
カードを1枚引く。
ガイアの祝福があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。

"ガイアの祝福"は墓地利用という言い方とは少し違うけど、墓地に着目したカードとしてとても有名なカードだな。"石臼"を使ったライブラリー破壊デッキは姿を消し、またエクソダス以降は悪名高い『オース』の必須パーツとして活躍しているな。イラストも人気で、アンコモンながらトレードでも活躍していたカードだった。


Firestorm炎の嵐/Firestorm
(赤)
インスタント
炎の嵐を唱えるための追加コストとして、カードをX枚捨てる。
X個のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。炎の嵐は、それらにX点のダメージを与える。

赤は墓地利用のイメージがないけど、この"炎の嵐"は赤らしい墓地肥やしカードだな。しかし実際は、墓地利用なんて無関係な強さを誇り、これまた様々なデッキでよく使われていた。俺も大逆転劇を演じてくれたカードとして、すごく思い出深い一枚だね。手札4枚を捨てて相手のクリーチャーだけ全滅、しかも本体4ダメージ、フルアタックで勝利、って具合だ。特に土地事故からの立て直しには定評があって、相手がたった1マナでも油断できなかったな。



墓地利用以外は青いカードを紹介

Disrupt撹乱/Disrupt
(青)
インスタント
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、打ち消す。
カードを1枚引く。

不確定カウンターな上、対象も狭くてイマイチな感じだけど、環境によってはたった1マナでキャントリップまでついているという破格のカードとして活躍しているね。青同士のカウンター合戦を締めくくる一枚として、サイドボードから登場することもあった。今でももちろん、エターナルで"Force of Will"なんかを打ち消しているな。


Abduction誘拐/Abduction
(2)(青)(青)
エンチャント オーラ
エンチャント(クリーチャー)
誘拐が戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをアンタップする。
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
エンチャントされているクリーチャーが死亡したとき、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

コントロール奪取系カードは基本的に強いんだけど、このカードはなんとコンボデッキのパーツとしても活躍してしまったという過去を持っているな。6版再録のとき、ウルザズデスティニー"玉虫色のドレイク"というカードとのコンボで『玉虫アルター』というデッキを生み出している。もちろん、普通に使ってもそこそこ強かったから青系のデッキでは良く見かけたね。


Ophidian知恵の蛇/Ophidian
(2)(青)
クリーチャー 蛇
知恵の蛇が攻撃してブロックされないたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうした場合、このターン知恵の蛇は戦闘ダメージを割り振らない。
1/3

ウェザーライト最後を締めくくるのは、コイツにしようと決めていたよ。採用率の高さや後に与えた影響を考えると、ウェザーライトを代表するカードといっていいだろうね。後に様々な亜種が作られた、「通ればドロー」系の原点だ。"白騎士""黒騎士"をブロックできる、1/3というサイズもいい。回避能力なんかはまったくないから、正直なかなかカードを引くことは出来なかったね。ブロッカーを残させることで、相手の展開を遅くさせられるというのが実際の役割だったかもな。



さて、バイ助による初めての通常セット紹介と、ミラージュブロックの紹介はこれで終わりだけど、どうだったかな?もしまた機会があれば、もう少し個性が出せるように頑張ってみるよ。その日がくることを期待して、それじゃあな!

バイ助・リオンが普通にセット紹介

おや、驚いたかい?ああ、そうなんだ。弟が風邪を引いたって話でね。今回は俺がウェザーライトの話をすることになったよ。ミラージュブロックを締めくくるセットだが、ストーリー的にはミラージュ世界とは関係なくなっていたがな。飛翔艦ウェザーライト号の冒険を描く、壮大なストーリーの幕開けとなった記念すべきセットだ。じゃあまず、当然このカードから紹介だな。



ギザギザ・バイスケリオンのお披露目だ!


まずはアーティファクトのアンコモンを3枚紹介しよう。


Serrated Biskelionギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion
(3)
アーティファクト クリーチャー 構築物
(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個おき、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
2/2


早速、ウェザーライトの人気を支えた最強カードから紹介だ。出来の悪い”トリスケリオン”とは違い、ダメージではなく-1/-1カウンターという点が凄いだろう?たった3マナでキャスト可能で、速攻系デッキでも採用可能という点も見逃せないな。その上、ケチな”トリスケリオン”とは違いアンコモンという大盤振る舞いだ。当時はほとんどのデッキで、・・・いや、多くのデッキで、見かけられていたよ。時折、だがな。



Steel Golem鋼のゴーレム/Steel Golem
(3)
アーティファクト クリーチャー ゴーレム
あなたはクリーチャー呪文を唱えられない。
3/4




"ギザギザ・バイスケリオン"ライバルだったアーティファクト・クリーチャーがこの"鋼のゴーレム"だな。突拍子もないデメリットで最初は敬遠されていたが、側面攻撃持ちを一方的に屠り、かつ"火葬"で落ちない3/4というサイズには価値があった。コントロール系デッキで活躍して、特に『ユーロブルー』と呼ばれた青単デッキでの戦線維持に欠かせない存在だったな。



Phyrexian Furnaceファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
アーティファクト
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地の一番下のカードを追放する。
(1),ファイレクシアの炉を生け贄に捧げる:いずれかの墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。カードを1枚引く。



ウェザーライトは墓地をリソースとして用いる、というテーマがあったため、その対策として"ファイレクシアの炉"が重用されたな。軽量な上、ドロー効果のお蔭で腐らないから、速攻系以外であればメインボード採用もあった。墓地利用系のデッキが増えたものの、主な対策相手はやはり"ボガーダンの鎚"だったわけだがな。




無色のカードをもう3枚


他にも知っておくべき無色のカードがあと3枚あるな。

NullRod無のロッド/Null Rod
(2)
アーティファクト
アーティファクトの起動型能力は起動できない。





テキストがシンプルだな。当時も強かったが、今はエターナル環境で猛威を奮う、ウェザーライトのトップレアだ。これ1枚で完封できるデッキは数多い。特に『親和』デッキではマナすら供給されなくなってしまう。Moxを持っていなくても、コイツ」さえあればヴィンテージでもそれなりに遊べるかもな。



Mind Stone精神石/Mind Stone
(2)
アーティファクト
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(1),(T),精神石を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。




後に第10版でアンコモンとして再録された”精神石”だが、ウェザーライトではコモンとしての収録だった。後半に引いてもドローに変換できるため、使い勝手が良く色んなデッキで見かけたな。アイスエイジ時代と比べて環境が早くなってきたところだったからな。俺も白メインの低速デッキに入れていた覚えがある。1ターン早く"神の怒り"が打てるのは魅力だったからな。



Gemstone Mine宝石鉱山/Gemstone Mine
土地
宝石鉱山は、その上に採掘カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(T),宝石鉱山から採掘カウンターを1個取り除く:あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。宝石鉱山の上に採掘カウンターが1個も置かれていない場合、宝石鉱山を生け贄に捧げる。


"宝石鉱山"ウェザーライトを代表するカードの一枚だが、コイツはアンコモンだった。当時流行していた『5CB』『5CG』では必須で、マナベースの安定を支えてくれた。悠長なデッキでは使いにくい面もある能力だけどね。採用率はかなり高くて「レアじゃなくて良かった」と心の底から思ったカードだね。その分、レアの土地はイマイチな性能だったな。




ウェザーライトは白優遇


さて、次はウェザーライトで一番強化された白いカード達を紹介しようか。まずはコモン、アンコモンからだ。

Empyrial Armor浄火の鎧/Empyrial Armor
(1)(白)(白)
エンチャント オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、あなたの手札にあるカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。



白ウィニーの新時代を築き上げた立役者は、意外なことにオーラだったんだ。オーラカードで史上初といっていい活躍を残したんじゃないかな。有名なこのカードは、どんなクリーチャーでもあっという間にフィニッシャーにしてしまう。プレイング順序を良く考えないといけないのも楽しかったな。



Duskrider Falconダスクライダー/Duskrider Falcon
(1)(白)
クリーチャー 鳥
飛行、プロテクション(黒)
1/1




ビジョンズ紹介した"フリーウィンド・ファルコン"の弟分で、さっき紹介した"浄火の鎧"の相棒の一人でもあるな。黒に効くのはもちろんのこと、飛んでいるというのが"浄火の鎧"と相性が良かったな。いつの時代もプロテクション(黒)はプロテクション(赤)に勝てないものだが、メインとサイドに2枚ずつ、なんて運用をしていたかな。まあ、当時は黒よりも赤が強かったというのもあるかな。



Gerrard's Wisdomジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom
(2)(白)(白)
ソーサリー
あなたの手札にあるカード1枚につき、あなたは2点のライフを得る。





ビジョンズでの"火炎破"が登場してから、赤バーンが一気に強くなったからなのか、このカードがそんな状況に一石を投じたよな。たった1枚で火力2~4枚分の仕事をしてくれたからな。盤面に影響を与えられないライフ回復系のカードは弱い、という常識を覆した歴史的なカードだ。赤バーンの衰退とともに見かける機会も減った、環境に助けられたいいカードって感じだな。



Aura of Silence沈黙のオーラ/Aura of Silence
(1)(白)(白)
エンチャント
あなたの対戦相手が唱えるアーティファクト呪文とエンチャント呪文は、それを唱えるためのコストが(2)多くなる。
沈黙のオーラを生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。


白同士ではどっちが先にこれを貼るかが勝負、なんてことも多かった。先に貼って"ハルマゲドン"の流れは実に気分が良かったな。当時はメインボードでも対象が多かったから、そんな光景がよく見られた。特にテンペスト以降だと、"解呪""沈黙のオーラ"を2枚ずつ、なんてメインボードもあり得た環境だった。



最後は白いレアを紹介

白はレアも面白いカードが多かったな。


Serenity静寂/Serenity
(1)(白)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、すべてのアーティファクトとすべてのエンチャントを破壊する。それらは再生できない。




"解呪""沈黙のオーラ"さえも面倒なら、こいつの出番だな。派手な能力に軽いコスト、その代わりに1ターン遅れての起動という、なかなか面白いカードだ。流石にサイドボードでしかお目にかかれなかったが、コストの安さを買われてエターナル環境でもたまに見かけるらしいな。



Abeyance中断/Abeyance
(1)(白)
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時まで、そのプレイヤーはインスタント呪文とソーサリー呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。
カードを1枚引く。


登場した当時は今とルールが違ってマナ能力も使用不可だったため、『ターボアベイヤンス』というロックデッキが生まれてしまった。テンペストで登場する"プロパガンダ"と合わせると、クリーチャーのアタックさえ封じ込められた。しかもキャントリップ付き。あぁ、このウェザーライトからキャントリップが解決時になったんだよな。それまでは次のアップキープにカードを引いていたため、しょっちゅう引き忘れがあったんだ。



Peacekeeper平和の番人/Peacekeeper
(2)(白)
クリーチャー 人間
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)(白)を支払わないかぎり、平和の番人を生け贄に捧げる。
クリーチャーは攻撃できない。
1/1


最後はクリーチャーを紹介。とはいっても、ほとんどエンチャントみたいな能力だ。当時やっと人気が出始めてきたストンピィへの強烈な対策カードが、コイツだったな。緑単や"剣を鋤に"を失った白単では対処が難しく、そこで"ギザギザ・バイスケリオン"の出番だ!よし、上手く締められたな。



普通のセット紹介も、意外としっかりできるってことが分かってもらえたかな。もし次回も弟が治っていなかったら、引き続き俺がウェザーライトの後半を紹介しよう。みんなも風邪ひかないように、気を付けてな!

新セット発売直後

今日の話は、アライアンスについての話をよく思い出してから聞いてもらった方がいいだろう。さて、第4版のトレードで少しばかりの教訓を得た私は、トレードに対し少し慎重になっていた。相手の言われるがままにトレードするのではなく、自分が本当に必要としているカードを交換すると決めていた。

今からするのは、ミラージュが発売された直後のある大会に参加した時の話だ。当時は日本語版に先立って英語版が発売されていた。私はまだ中学生で、英語を読むのに苦労していたね。あの稀代の強力セットたるアライアンスに続く、新セットの発売にはとても興奮してね。だから、日本語の発売まで待っていられなかったんだ。ミラージュのコレクションは少しだけだったが、買ったばかりのバインダーに並べて得意気だったものさ。

私が会場で自分のバインダーを眺めていると、鋭い目つきをした見知らぬ男が声をかけてきた。黒っぽい服装で、大学生くらいの風貌だ。その男がトレードをしよう、というのだ。その頃カウンターポストを作りたかった私は、彼の申し出を受けることにした。もちろん、言われるがままのトレードはしない、と心に誓った上でだ。彼はミラージュのカードに強い興味を示していた。ある青いカードを指し、このカードは出せるか、と尋ねてきたんだ。


まずはただならぬ雰囲気のカードから

Bazaar of Wonders"不思議のバザール/Bazaar of Wonders"
(3)(青)(青)
ワールド・エンチャント
不思議のバザールが戦場に出たとき、すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。
プレイヤーが呪文を唱えるたび、それと同じ名前を持つカードがいずれかの墓地にあるか同じ名前を持つトークンでないパーマネントが戦場にある場合、それを打ち消す。

私「"Bazaar of Wonders"かぁ。これって明らかにレアだよね」
男「そうだね。何か欲しいカードはあるかい」
私「僕は今、カウンターポストを作りたいんだけど、ちっともカードが足りないんだ」
男「ああ、そうすると・・・そうだな。"Exile"なんてどうだい?」
私「"Exile"もいいけど、やっぱり"Kjeldoran Outpost"が欲しいな」
男「う、"Kjeldoran Outpost"か・・・ちょっと高いなぁ」
私「なんかこのカード、すごい斬新なロックデッキとか作れそうな感じだし」
男「そうだな、仕方ないか。分かった。"Kjeldoran Outpost"を出そう」
私「うん、ありがとう。他にも欲しいカードがある?」


漂白したいデュエリスト垂涎の一枚!

Celestial Dawn"天界の曙光/Celestial Dawn"
(1)(白)(白)
エンチャント
あなたがコントロールする土地は平地である。
あなたがオーナーである、土地ではなく戦場に出ていないカードと、あなたがコントロールする呪文と、あなたがコントロールする土地でないパーマネントは白である。
あなたは、白マナを好きな色のマナであるかのように支払ってもよい。あなたは他のマナを無色マナであるかのようにのみ支払ってもよい。

男「そうだな、この"Celestial Dawn"は興味があるね」
私「あぁ、それも何かすごそうだよね」
男「白単で色んなことができそうだからね。面白いデッキが作れそうだよ」
私「友達も欲しいって言ってたんだ。でも、あいつらいいカード持ってないから」
男「なるほど、早くも人気カードってわけか」
私「そうなんだ。だから、これとなら"Thawing Glaciers"でトレードしたいな」
男「確かに"Thawing Glaciers"と"Celestial Dawn"なら、きっと等価だろう」
私「じゃ、OKだね」
男「ああ」


美麗なイラストにはただならぬ魅力が!

Cycle of Life"生命のサイクル/Cycle of Life"
(1)(緑)(緑)
エンチャント
生命のサイクルをオーナーの手札に戻す:このターンにあなたが唱えたクリーチャー1体を対象とする。それはあなたの次のアップキープの開始時まで基本のパワーとタフネスが0/1である。あなたの次のアップキープの開始時に、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。

男「この"Cycle of Life"は、イラストがいいよね」
私「うん、キレイだよね。+1/+1カウンターがどんどん増えるってすごそうだし」
男「これは出せるかい?」
私「うん、いいよ。でも、それに見合うカードって何かな・・・」
男「この"Lodestone Bauble"はどうだい?カウンターポストのサイドボードで良く見かけるよ」
私「あ、知ってる!ちょっと地味だけど、いいカードだよね」
男「これは持っているかい?」
私「1枚もないよ。確かに必要だね」
男「よし、交換しよう」
私「ありがとう」


サイドボードで見たことはあった

Chaosphere"混沌界/Chaosphere"
(2)(赤)
ワールド・エンチャント
飛行を持つクリーチャーは、飛行を持つクリーチャーのみブロックできる。
飛行を持たないクリーチャーは、到達を持つ。

私「あ、イラストならこの"Chaosphere"インパクトあるよ」
男「お、確かにこれはちょっと欲しいな」
私「これも"Bazaar of Wonders"と同じエンチャント(ワールド)だね」
※エンチャント(ワールド)は当時のカードタイプ。
男「確かにエンチャント(ワールド)らしい、なかなかぶっ飛んだ効果だね」
私「これも出せるよ。でも・・・」
男「ん、どうしたの」
私「あとレアで欲しいのは"Helm of Obedience"くらいなんだよね」
男「うぉ、"Helm of Obedience"だとさすがにきつい・・・」
私「じゃ、あとは"Force of Will"が足りないんだ」
男「"Force of Will"なら、アンコモンだからいいよ」
私「レアとアンコモンのトレードだから、2枚出せる?」
男「うーん、まあいいだろう」


万能サーチ!しかも5枚!ただちょっとチンタラし過ぎた!

Mangara's Tome"マンガラの秘本/Mangara's Tome"
(5)
アーティファクト
マンガラの秘本が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからカードを5枚探し、それらを裏向きのまま束にして追放し、その束を切り直す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
(2):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、マンガラの秘本によって追放された束の一番上のカードを1枚あなたの手札に加える。

男「ん、なんだこのカード?初めて見た」
私「あ、それは・・・」
男「え、これ1枚で"Demonic Tutor"5枚分の効果!すげえ!」
私「それ、後で使おうと思ってたんだよね」
男「そうなのか・・・残念。確かに強そうだからなぁ」
私「ごめんね」
男「あ、さっきの"Helm of Obedience"とならどうだい?」
私「"Helm of Obedience"かあ・・・それならいいかな」
男「無理を言ってすまないね」
私「いいんだ。お蔭でだいぶデッキが出来上がってきたよ」


「え?レアなの?」と言いたくなるカード達

男「カウンターポストをやるなら、この"Dissipate"は必要なんじゃないかな」
私「あ、確かに・・・まだ1枚しかないや。アンコモンだよね?」
男「そう。もし必要なら3枚出せるけど」
私「え、いいの?ミラージュのカードなのに?」
男「たまたま引きまくって、これだけ余ってるんだよ」
私「そうなんだ。でも、僕のバインダーに見合いそうなカードがないなあ」
男「カスレアと1対1ならどうだい?」
私「それは助かる!」
男「じゃ、3枚カスレアを選ぶね」

Brushwagg"ブラッシュワグ/Brushwagg"
(1)(緑)(緑)
クリーチャー — ブラッシュワグ
ブラッシュワグがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで-2/+2の修整を受ける。
3/2




Leering Gargoyle"抜目ないガーゴイル/Leering Gargoyle"
(1)(白)(青)
クリーチャー ガーゴイル
飛行
(T):抜目ないガーゴイルはターン終了時まで-2/+2の修整を受けるとともに飛行を失う。
2/2



Warping Wurm"ねじれのワーム/Warping Wurm"
(2)(緑)(青)
クリーチャー — ワーム
フェイジング
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(2)(青)(緑)を支払わないかぎり、ねじれのワームはフェイズ・アウトする。
ねじれのワームがフェイズ・インしたとき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1


男「ミラージュのコンプリートに、こいつらが必要なんだ」
私「やっぱり・・・」
男「ん、どうしたの?」
私「いや、やっぱりこいつら、レアなんだね」
男「ああ、残念だけど、ね」
私「・・・信じたくなかったけど・・・。残念だよ」
男「アンコモンと1対1ですまないが、トレードしていいかな」
私「もちろん。お礼を言うのはこっちだよ」
男「お蔭でコレクションが充実したよ」
私「早くコンプリートできるといいね」


まだまだある、レアらしくないレア達

私「そうだ、さっき"Excile"が出せるって言ってたよね」
男「あ、うん。そうだけど」
私「カスレア何枚か出すから、"Exile"出せない?」
男「ん、そうだな、じゃぁ・・・これでどう?」

Telim'Tor's Edict"テリムトーの勅令/Telim'Tor's Edict"
(赤)
インスタント
あなたがオーナーであるか、あなたがコントロールするパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。




Rock Basilisk"岩バジリスク/Rock Basilisk"
(4)(赤)(緑)
クリーチャー バジリスク
岩バジリスクが壁でないクリーチャーをブロックするか、壁でないクリーチャーによってブロックされた状態になるたび、戦闘終了時にそのクリーチャーを破壊する。
4/5




Emberwilde Caliph"エンバーワイルドのカリフ/Emberwilde Caliph"
(2)(青)(赤)
クリーチャー ジン
飛行、トランプル
エンバーワイルドのカリフは可能なら毎ターン攻撃する。
エンバーワイルドのカリフがダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを失う。
4/4



Razor Pendulum"刃の振り子/Razor Pendulum"
(4)
アーティファクト
各プレイヤーの終了ステップの開始時に、そのプレイヤーのライフが5点以下である場合、刃の振り子はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。




Teferi's Isle"テフェリーの島/Teferi's Isle"
伝説の土地
フェイジング
テフェリーの島はタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(青)(青)を加える。




私「うーん、さすがに5枚はちょっと」
男「じゃ、"Exile"2枚だすよ」
私「え、それなら全然OKだよ」

男「今日はありがとう。充実したトレードができたよ」
私「こちらこそ。またトレードしようね」
男「ああ、ぜひ


トレードを振り返って

インターネットの情報もまだまだ未整備な頃には、こんなの良くある光景だった。別に私は意図してシャーク行為を行なったわけではないがね。明らかにいお互い納得していたし、このちょっと後に判明するカード価格でも"不思議のバザール/Bazaar of Wonders""天界の曙光/Celestial Dawn"はかなり高額だった。しばらくの間は、ね。一見派手な効果で、実はカスレア、という見事なカードデザインにみんなしてやられたというわけだ。


新セットが出た直後は、デッキビルダーと呼ばれる人種が最も活躍する時期だ。一見、箸にも棒にもかからなそうなカーたちを、見事なアイデアで一流カードに変える。そういった作業は当時から連綿と続いているね。だから、評価が確定する前のトレードはとても難しい。
Lion's Eye DiamondNatural Balance


一方、"ブラッシュワグ/Brushwagg"のような明らかなカスレアは、今ではほとんど見られなくなった。現在ではカスレアでも、もう少しレアらしい能力だ。当時はエクスパンション・シンボルが黒一色だったからね。最初見たとき、このパックにはレアが入っていない、と首をかしげたものだ。ミラージュではそんなの日常茶飯事だった。コモンやアンコモンの水準が高かったから、レア狙いでなければ良いセットなんだがね。


ミラージュの売れ行きはやはり悪かったのか、次のビジョンズではレアのカードパワーがかなり高くなった。アライアンスほどではなかったが、いくつかの新しいデッキを生み出し、後の環境に対し長く影響を与えたカードも多い。この辺りはいずれ、弟が詳しく話してくれるだろうさ。

バイ助・リオンの語りは続く!

フォールン・エンパイアの新説を知って「騙されていた!」と”ショック/Shock”を受けたという声は、私の耳に届いているよ。ああ、分かってるさ。今日はあのエクスパンション・・・ホームランドについて、その知られざる物語を明かそう。もし忘れているなら、よく思い出しておいてくれたまえ。

今から話す内容は衝撃的なものだが、動揺せず心して聞いてほしい。賢明な君はもう薄々気付いている、といった顔つきだね。そう、君の予想どおりだよ。ホームランドはその名の通り、マジック初の、野球を題材にした熱血スポ根エクスパンションだ!


ホームランドの真実を知れ!そして戦慄せよ!

Baron SengirDidgeridooセンギア学園不動の4番打者、"Baron Sengir"。前回のウルグローサ大学付属セラ学院高校との対決で完封された彼は、あの日以来血の滲むような特訓を続けていた。そしてある日、彼は究極のバット"Didgeridoo"を手に入れ、同時に究極の打法を体得する。


セラ学院のエース"Hazduhr the Abbot"から放たれる心眼の魔球"Prophecy"を攻略する準備が整ったとして、監督"Grandmother Sengir"は部員を率いてセラ学院の練習グラウンドである"Serra Aviary"に乗り込む。

“Prophecy”
(白)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを1枚公開する。そのカードが土地カードである場合、あなたは1点のライフを得る。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。

ProphecyHazduhr the Abbot突然の訪問者たちに練習の動き止めるセラ学院の面々。そう、まるで"Chain Stasis"でも打たれたかのように。しかしセラ学院の監督"Autumn Willow"は動じない。流石は猛者たちを率いる名将、伊達に被覆持ちではない。

彼女は「我々はいつでも準備が出来ている」と笑みを浮かべた。澄み切った"Winter Sky"のもと、戦いの火蓋は切って落とされたのだ。短かった"休戦/Truce"はここに終結したのだった。

Autumn WillowGrandmother Sengir







伝説達の激突!目の当たりにせよ!

ここで両校のラインナップを紹介しよう。

センギア学園(黒青赤)

1(中)情け知らずのエロン/Eron the Relentless
2(二)Chandler
3(三)Veldrane of Sengir
4(一)Baron Sengir
5(左)イーサンの影/Ihsan's Shade
6(遊)Irini Sengir
7(右)センギアの従臣/Sengir Autocrat
8(捕)Joven
9(投)Reveka, Wizard Savant
監督:Grandmother Sengir

ChandlerVeldrane of SengirIrini Sengir


セラ学院(白緑)

1(二)Willow Priestess
2(遊)Faerie Noble
3(中)Rashka the Slayer
4(捕)Aysen Crusader
5(右)Serra Inquisitors
6(一)アン=ハヴァの治安官/An-Havva Constable
7(左)Soraya the Falconer
8(三)Daughter of Autumn
9(投)Hazduhr the Abbot
監督:Autumn Willow

Serra InquisitorsDaughter of AutumnAn-Havva Constable


開戦直後から激しい動きが!

Reveka, Wizard Savant“Reveka, Wizard Savant”
(2)(青)(青)
伝説のクリーチャー ドワーフ ウィザード
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Reveka, Wizard Savantは、それに2点のダメージを与え、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
0/1


センギア学園の先発、"Reveka, Wizard Savant"は並のバッターなら一撃で三振を取れる剛速球を持っていた。しかしその剛速球も2回に1球しか投げられないという虚弱性がたたり、初回からセラ学園に打ち込まれてしまう。特に1番、2番の緑フェアリー達は身体が小さすぎて、どんな球を投げてもストライクゾーンに入らない。お飾りの4番打者"Aysen Crusader""Soraya the Falconer"は三振としたものの、打者一巡の猛攻で初回に6点の大量リードを許す。


Faerie NobleWillow Priestess

一方、セラ学院の先発、"Hazduhr the Abbot"は、初回から魔球"Prophecy"を連発し、三者三振で初回を終える。さすがスロートリップ付き、アドバンテージを失わない上に1マナと軽い彼の魔球は連発が効く。手の内が読まれた状態で試合を進めざるを得ない不利な展開となった。1回の攻防が終わると"Grandmother Sengir"監督は、この日のために用意してきた秘策の実行を指示した。


かの天才、攻略の糸口を掴む

迎えた2回表。"Baron Sengir"からの打順である。魔球"Prophecy""Didgeridoo"がかすめたのだ!前回の試合ではかすりもしなかったあの魔球を、"Baron Sengir"は攻略しつつあった。この打席はファウルフライで終わったが、彼は確実に手ごたえを掴んでいた。呼吸を合わせれば、あの秘打が使える!しかしこの回は結局、三者凡退で終わる。


戦に勝つ者は、勝つ準備をした者だけである!

Ambush“Ambush”
(3)(赤)
インスタント
ブロックしているクリーチャーはターン終了時まで先制攻撃を得る。

既に6点差を有するセラ学院ナインの間に、少しの気の緩みがあったのかもしれない。知将"Grandmother Sengir"はそこを見逃さなかった。秘策その1、作戦"Ambush"だ。塁手がこっそりボールを持ち、不意にタッチアウトを取るという実に知将らしい作戦である。これによりフォアボールで出塁していたフェアリー達をベンチに送り返し、この回を0点で凌ぐ。秘策の成功に湧くセンギアの面々。それを見て"Autumn Willow"は怒り心頭に発す。「あんなスタンダードで使われたこともないヤツに煮え湯を飲まされるとは!」


forget“忘却/Forget”
(青)(青)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。その後そのプレイヤーは、これにより自分が捨てたカードと同じ枚数のカードを引く。

"Grandmother Sengir"は攻撃面でも策を用意していた。作戦その2、"忘却/Forget"によって魔球の投げ方自体を封じる作戦だ。この作戦も上手くいき、徐々に点差を詰めていった。セラ学院は"Hazduhr the Abbot"に投手を頼り切っていたため、この作戦を打ち破れなかったのだ。4回を終えるまでに8-5となり、3点差まで追いつめていた。しかし"Baron Sengir"はあの魔球を攻略したいという思いから、監督への不信感を募らせていく。勝利にこだわる将、勝負にこだわる兵、であった。


熾烈な攻防の全てを今、君に明かそう!

Shrink

“縮小/Shrink”
(緑)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-0の修整を受ける。

Joven焦りを感じ始めた"Autumn Willow"もここでついに動く。5回の攻撃、"Reveka, Wizard Savant"投球と同時に自軍の打者に"縮小/Shrink"をかけ、全てボウル扱いにしていった。これに猛抗議した"Grandmother Sengir"だったが、先に"忘却/Forget"を仕掛けた手前、抗議が受け入れられることはなかった。あっという間に満塁になり、万策尽きたと思われたときである。捕手の"Joven"が盗賊らしい持ち前の器用さで打者にこっそり"一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn"を付けパワーを上げさせたことで、何とか危機を切り抜けた

Feast of the Unicorn“一角獣の饗宴/Feast of the Unicorn”
(3)(黒)
エンチャント オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+4/+0の修整を受ける。




Roots“Roots”

(3)(緑)
エンチャント — オーラ
エンチャント(飛行を持たないクリーチャー)
Rootsが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。


Giant Oyster“巨大カキ/Giant Oyster”
(2)(青)(青)
クリーチャー カキ
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに巨大カキをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とする。巨大カキがタップ状態であり続けるかぎり、それはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。また、あなたの各ドロー・ステップの開始時に、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。巨大カキが戦場から離れるかアンタップ状態になったとき、そのクリーチャーからすべての-1/-1カウンターを取り除く。
0/3

その後も激闘が続く。セラ学院が守備でベースに"Roots"を潜ませ走塁妨害したかと思えば、センギア学園側はさらに悪質"巨大カキ/Giant Oyster"で対抗。センギア学園にホームラン級の当たりが出ても、到達持ちの"Rashka the Slayer"やファルコン使いの"Soraya the Falconer"が手下を使って捕球してしまう。セラ学院は足で得点を狙うが、走路を"Jinx"で沼に変えられてしまい、思うように走者を進められない。そんな泥仕合を様を呈していく中、3点差のまま9回裏、最後のセンギア学園の攻撃を迎えるのであった。

jinx“Jinx”
(1)(青)
インスタント

土地1つを対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ基本土地タイプ1種になる。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。


Soraya the FalconerRashka the Slayer






そして物語は佳境へ!

2アウト満塁まで来たところで、ついに手持ちの"忘却/Forget"が尽きる。ソーサリーであるが故、"商人の巻物/Merchant Scroll"でも持ってくることができない。万策尽きたその打席、バッターボックスに立つのはかの"Baron Sengir"であった。やっと正面からあの魔球"Prophecy"を打ち崩せるチャンスが巡ってきたのだ。相対する両雄、球場全体が緊張に包まれる。魔球がホームベースを目がけて突き進む。振りかざされる"Didgeridoo"は、無情にも空を切り裂く――しかし!


Broken Visage“影写し/Broken Visage”
(4)(黒)
インスタント
アーティファクトでない攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。そのクリーチャーのパワーとタフネスを持つ、黒のスピリット・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。次の終了ステップの開始時にそのトークンを生け贄に捧げる。

"Baron Sengir"はここで最後の大技秘打"影写し/Broken Visage"を仕掛けていた!影写しとなったスピリット・トークンの二の太刀がついに魔球を真芯で捉える。流石は5/5クリーチャー、パワー5以上のクリーチャーが6体しかいないホームランドにあって、さらにここは"Serra Aviary"なのだ。+1/+1された彼の打球を止めることは誰にもできず、劇的なサヨナラ満塁ホームランだった。

Serra Aviary

"影写し/Broken Visage"のトークンが帰還すると、打席に倒れこんだ本体の"Baron Sengir"の周囲に選手たちが集まっていた。吸血鬼を再生させる能力を持った彼だったが、唯一自分だけは再生できないのだった。その命と引き換えに決勝打を放った彼は母校の英雄として讃えられ、その苛烈な試合を題材としたエクスパンションが作られるに至ったのである。


バイ助の結び

どうだろう?ホームランドに秘められた物語はこれでおしまいだ。あのセットにはリアにメイト系カードがなかったからね。"Baron Sengir"8マナクリーチャーらしい重厚なシナリオ、楽しめていただけたと思う。これからも様々なエクスパンション秘話を披露し、正しいマジックの姿を少しでも明らかにしていければと思っているよ。

バイ助・リオン登場!!!

やあ、出来の悪い弟が世話になっているらしいね。私は「バイ助・リオン」。そう、リオン3兄弟の次男であり、あの「トリ助・リオン」のだ。最近あいつがマジックの下らない与太話を垂れ流していると知ってね。中途半端な知識を披瀝してみんなに混乱を招いているのでは、と兄として心苦しい限りだ。だから今日は、そんな弟の話をしっかりと訂正し、正しい情報をお届けしようと思っている。少々お付き合い願えるかな。まずはフォールン・エンパイアについて私の知る限りの情報をお伝えしよう。

フォールン・エンパイアの知られざる物語

Hand of Justice"Hand of Justice"
(5)(白)
クリーチャー アバター
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態の白のクリーチャーを3体タップする:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
2/6

フォールン・エンパイアはサーペイディア諸帝国を舞台とした史上初の『料理バトル・エクスパンション』だ。かつて帝国史上最高の料理人と謳われた"Hand of Justice"の苦難と成長を描いている。

Ruins of Trokair彼の芸術的ともいえる料理は、多くの仲間たちと一丸となって調理することによるいわば『ウィニー料理』にあった。しかし周囲から天才と持てはやされるうちにそれを忘れ、行き過ぎた増長が己の首を絞めることとなる。仲間を手下のように扱い、ついには見捨てられ失意のうちに料理界を後にしており、"トロウケアの廃墟/Ruins of Trokair"で隠遁生活を送っていたのだ。



Seasingerそんな中、事件は起こる。かつての絶頂時代の恋人"海の歌姫/Seasinger"が暴虐な美食家"オーグ/Orgg"に誘拐されるところからストーリーは始まるのだ。

愛する人(魚)のために

"オーグ/Orgg""海の歌姫/Seasinger"を返してほしければ、最高の料理を食べさせろ、と彼を脅迫する。"Hand of Justice"(2/6)では"オーグ/Orgg"(6/6トランプル)を止めることはできなかった。

Orgg"オーグ/Orgg"
(3)(赤)(赤)
クリーチャー オーグ
トランプル
オーグは、防御プレイヤーがパワーが3以上のアンタップ状態のクリーチャーをコントロールしている場合、攻撃できない。
オーグはパワーが3以上のクリーチャーをブロックできない。
6/6


一人の力では何もできない事を痛感していた彼は、"海の歌姫/Seasinger"を救い出すため仲間集めを始める。田舎者のゴブリンやオークに珍しい都会の料理を振る舞い懐柔する作戦に出たが、これは上手くいかなかった。彼らはあっさり手下にはなったものの、彼の指示どおりに動くだけの知能がなかったのだ。白クリーチャーでないと能力が起動できない"Hand of Justice"悲哀を見事に表現した名シーンだ。

仲間を求めて

Icatian Lieutenant白クリーチャーを求めてアイケイシアの街に舞い戻った彼は、かつて仲間だった兵士クリーチャー達を訪ねて回った。しかし彼らは、自分たちをこき使う"Hand of Justice"よりも、自分たちを強化してくれる"Icatian Lieutenant"に心酔していた。アバターと兵士、クリーチャータイプの溝は深かった。

Icatian Moneychangerもたもたしていては"海の歌姫/Seasinger"が危ない。彼は最後の手段に出た。"Icatian Moneychanger"から融資を受け、金の力"アイケイシアの都市/Icatian Town"で市民トークンを雇い入れたのだ。これで頭数はそろった。次は食材集めだ。



Icatian Town"アイケイシアの都市/Icatian Town"
(5)(白)
ソーサリー
白の1/1の市民クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。




ライバルの登場

Elvish Farmer最高の食材を手に入れるため、彼は森にやってきた。食材を発酵させる胞子をもらいに、久しぶりに"Elvish Farmer"と会いに来たのだった。"Elvish Farmer"は後ろの市民トークンの数を確認すると、快く昔馴染みの申し出に応じた。

Thelonite Monk

この時"Hand of Justice"は、偶然同席していた森の料理人"Thelonite Monk"にも"海の歌姫/Seasinger"のことを話してしまう。"Thelonite Monk"自慢の包丁捌きを武器に、"オーグ/Orgg"を満足させる料理を作り、自分こそが"海の歌姫/Seasinger"を助け出すのだ、と"Hand of Justice"挑戦状を叩きつける


Orggの秘密

Dwarven Armorerそんな"Thelonite Monk"の包丁捌きを目の当たりにした"Hand of Justice"は、自分の包丁では勝てない、と危機感を募らせる。そこで、最高の包丁を新調するため"Dwarven Armorer"の工房に足を運んだ。

最初は「皮膚の色が気持ち悪い」という理由で彼の申し出を断った"Dwarven Armorer"だったが、市民トークン達も一緒に頭を下げだすと、慌てて包丁造りを承諾したのだった。きっとヒゲへの強いこだわりが二人の関係に、"ドワーフのカタパルト/Dwarven Catapult"の如く一石を投じたに違いない。

Zelyon Sword"Zelyon Sword"と銘打たれた    最高の包丁と最高の髭剃りを手に入れた"Hand of Justice"は、ここで"オーグ/Orgg"について情報を得る。同じ赤クリーチャー同士、"Dwarven Armorer""オーグ/Orgg"のことを良く知っていた。どうやら奴は、パワーが高いクリーチャーが大嫌いらしい、というのだ。




メニューを決めろ!

Deep Spawn"Hand of Justice"は悩んだ。当初考えていた料理は『"Deep Spawn"の酒蒸し』だった。しかし"Deep Spawn"は6/6だ。情報では"オーグ/Orgg"はパワー2以下が好物とのことなので、おそらく奴を納得させることはできないだろう。新たな食材が必要だった。

Ebon Praetor"Ebon Praetor"
(4)(黒)(黒)
クリーチャー アバター 法務官
トランプル、先制攻撃
あなたのアップキープの開始時に、Ebon Praetorの上に-2/-2カウンターを1個置く。
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:Ebon Praetorから-2/-2カウンターを1個取り除く。生け贄に捧げられたクリーチャーがスラルである場合、Ebon Praetorの上に+1/+0カウンターを1個置く。この能力はあなたのアップキープの間にのみ、各ターンに
1回のみ起動できる。
5/5

そんな時、同じく引退したアバター調理師仲間"Ebon Praetor"から、最近漆黒の手教団内ではスラルという食材の人気が凄い、という情報を得る。新しい人気食材を料理してみたい、という料理人魂に火が付いた彼は様々なスラル食材を研究し、ついに『"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"の爆弾揚げ』という新メニューを生み出す。"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"は2/2なので、きっと"オーグ/Orgg"の口に合うはずだ。

Mindstab Thrull"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"
(1)(黒)(黒)
クリーチャー スラル
精神攪乱スラルが攻撃してブロックされないたび、あなたはそれを生け贄に捧げてもよい。そうした場合、防御プレイヤーはカードを3枚捨てる。
2/2


決戦、始まる

Rainbow Vale満を持して決戦の地"Rainbow Vale"へとやって来た"Hand of Justice"一行。そこには"オーグ/Orgg""海の歌姫/Seasinger"と共に、ライバルの"Thelonite Monk"も到着していた。アイケイシアの兵士たちや"Elvish Farmer"をはじめとした森のエルフ達も観戦に訪れていた。包丁職人の"Dwarven Armorer"や旧友の"Ebon Praetor"の姿もあった。その他帝国各地から多くの観戦者が押し寄せ、大いに盛り上がる雰囲気の中、熱い料理バトルの火蓋が切って落とされた


Goblin Grenade"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"
(赤)
ソーサリー
ゴブリンの手投げ弾を唱えるための追加コストとして、ゴブリンを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの手投げ弾はそれに5点のダメージを与える。


Derelor調理中にも"Hand of Justice"をトラブルが襲う。揚げ油の樽を倒してしまいピンチに陥ったが、"デレロー/Derelor"の肝を搾って大量の油を入手することに成功した。"Rainbow Vale"から出る赤マナではスラルを揚げる火力が足りなかったが、そこは手伝いすらできなかったゴブリン達を次々と"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"で生贄にすることで凌ぐことができた。

Basal Thrull一方ライバルの"Thelonite Monk"も、同じスラル料理で対決に臨んでいた。目にもとまらぬ包丁捌きで『ヴォーデイリア風"Basal Thrull"のカルパッチョ』を調理していく。"Homarid"から抽出したエキスで作られたソースを、スラル肉の一番いいところにたっぷりと和える。美しい"Draconian Cylix"に盛り付けられた姿は、見た目にも食欲をそそる一品だ。

Draconian Cylix

最大の危機

何とか料理の完成に漕ぎ着けた"Hand of Justice"だったが、"オーグ/Orgg"は一向に箸を進めようとしない。なんと"Thelonite Monk"の予備食材の中に"Thrull Champion"がいたため、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"2/2から3/3になっていたのだった。

一方"Basal Thrull"は元が1/2であったため、"Thrull Champion"影響下でも2/3である。"Hand of Justice"土壇場で窮地に立たされる。味では絶対に勝っているが、このままでは"オーグ/Orgg"に食べてすらもらえない。こんな事態になるなら"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"を一つとっておけばよかった。

Thrull Champion"Thrull Champion"
(4)(黒)
クリーチャー スラル
スラル・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):スラル1つを対象とする。あなたがThrull Championをコントロールし続けているかぎり、そのコントロールを得る。
2/2

"オーグ/Orgg""Thelonite Monk"の料理を食べ終え、お決まりのオーバーアクションで長々と味の評価をしているうちに、奇跡が起こった。このタイミングでアップキープステップがやってきたため、"Ebon Praetor"の上に-2/-2カウンターが置かれることとなったのだ。
既に引退していた"Ebon Praetor"は1/1までP/Tが落ち込んでおり、スラルを生贄に捧げない限り生き残れない体になっていた。"Thrull Champion"はこうして生贄に捧げられ、ギリギリのところで"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"は2/2に戻ることができた。

天才の一品、そして

"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"の爆弾揚げ』は天才と謳われた"Hand of Justice"の料理の中でも最高と言っていい一品だった。"オーグ/Orgg"がひと口食べただけで、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"から独特な向精神性の肉汁があふれ出し、味覚だけでなく視覚や聴覚にも異常を引き起こす。さらに隠し味の爆弾"Aeolipile"が口腔内を激しく刺激する。

Combat Medic手札破壊3枚と2ダメージを両立したスペシャルメニュー"オーグ/Orgg"大満足、恍惚の表情で"Hand of Justice"の勝利を宣言した。が、ほどなくして"Combat Medic"の治療を受けるに至った。"オーグ/Orgg"のその後は、後遺症と禁断症状に悩まされることとなる。

Aeolipile"Aeolipile"
(2)
アーティファクト
(1),(T),Aeolipileを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Aeolipileはそれに2点のダメージを与える。



数々の仲間たちに助けられながら"海の歌姫/Seasinger"を奪還した彼は、この料理バトルの功績が認められ再び表舞台で活躍することとなった。"海の歌姫/Seasinger"ともよりを戻し、誓いの品として"Ring of Renewal"を送るシーンで感動的なフィナーレを迎える、というのがこのエクスパンションの大筋だ。Ring of Renewal

バイ助からの補足

聡明な諸君は当然お気づきと思うが、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"のパワーを下げるシーンでは"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"がいてくれれば話が早かった、ということ、さらにダメージを飛ばすしか能のない"トリスケリオン/Triskelion"ではパワーを下げられず役に立たなかったことを強調しておきたい。

Serrated Biskelion"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"
(3)
アーティファクト クリーチャー 構築物
(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個置き、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
2/2



どんなシーンでも"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"は有用であり、常にデッキに4枚入れるべきである、ということだね。よく覚えておいてくれたまえ。ではまたお会いしよう。

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