ハルシオンのMTGブログ

MTGシングルカード通販ショップ「ハルシオン」のブログです。 http://mtg-halcyon.com/

2014年09月

どうも、J也です。

今回からタルキールのカードを加えたデッキを考えていこうと思っています。

今の時期はプレリリースも終わり、もうタルキール参入後のデッキの構想が具体的になっているころかな、とは思います。今回はパワーカードが軒並み3色なのできれいにまとまったデッキを作るのが難しくなるのかな、とは思いますが、流石にそうとも言ってられない時期ですしね。

とか前置きはさておき、今回紹介するデッキの核となるのがこちら!

血に染まりし勇者jp_jxefvg7tq8

1マナ2/1、ブロックできない。タルキール一押しの戦士・人間という非常にシナジーが組みやすいクリーチャータイプを持っています。しかし、ここまでの能力だったら別にアンコモンでよかった。このカードがレアとなっている理由はやはり、その下の部分でしょう。

強襲達成すれば、インスタントタイミングで血に染まりし勇者を2マナで戦場に戻せる。そう書いているのです。

墓所這いといい恐血鬼といい、自然な動きの中でクリーチャーが増加していくその能力は流石に強いといわざるをえません。当然、今後のスタンダードでも良く見るクリーチャーになるだろうとは思います。

ということで今回はこのカードを使ったデッキを考えたいのですが…たぶん、このカードを使って真面目に黒ビートを組んでもそんなに面白くはならないんじゃないかと思います。だって単体でつよいんだもん。なんのシナジーも無く強いカード入れただけのデッキができるのはわかってる。

どうせだったらこのカードじゃないとダメなデッキを、そう、ずっと回していたらこのカードだけぼろぼろになるくらいこいつを使いまわすデッキにしたい!

ということで、今回はこんな電波デッキです。文字色ですが、新弾でのカードは赤、新弾ではないが勇者とのシナジーのあるものを緑であらわしました。


白黒タッチ赤アグロ

土地 25

静寂の神殿 4

コイロスの洞窟 4

遊牧民の前哨地 4

悪意の神殿 2

凱旋の神殿 2

平地 4

沼 5

クリーチャー 25

軍属の解体者 2

通行の神、エイスリオス 2

脳蛆 4

さまよえる魂の勇者 1

不気味な腸卜師 2

血に染まりし勇者 4

責め苦の伝令 3

マルドゥの頭蓋割り 3

万神殿の兵士 4

スペル 10

霊魂の絆 3

エレボスの指図 2

英雄の破滅 3

完全なる終わり 2


うし。

やりたいことをなるべく多めに詰めたものの、まだまだ入れたいものが沢山出てきてびっくり。とりあえず、血に染まりし勇者を見てやってみたかったことをあげていきましょう。

jp_da39yq7ru8とりあえずまずは同じセットから、軍族の解体者&不気味な腸卜師とのシナジー。 攻撃さえしていれば、マナの続く限りドローができます。ちなみに解体者を無理矢理色をタッチしてまで入れたのは、自由にクリーチャーを生け贄にできるのがこいつしかいない為だけではなく、全体的にクリーチャーが貧弱で突破が狙いにくいので積極的に攻めるカードが欲しかったからです。でも、普通に除去されたらそれでおしまいなので2枚ずつ。

そして次はエレボスの指図。血に染まりし勇者だけでなく、様々なクリーチャー達のチャンプアタックが布告除去になる脅威のエンチャントです。hy0nIApPWx_JP 5マナと重いので2枚しか入れてませんが、軍属の解体者がいれば2マナでインスタントで布告を飛ばす化け物クリーチャーが出来上がるということも覚えておきたいところ。

そして霊魂の絆。発動条件は戦場に出る度なので、しっかり使えます。飛行クロック作成、チャンプブロック要因、解体者や腸卜師を守る盾、そしてエレボスの指図があれば2マナの布告除去にもなると用途は広い。

霊魂の絆が入るのなら、ということでエイスリオスも入れてみました。P66VudG586_JP 場に残りやすいエンチャントがそれなりに多めでクリーチャーも軽いものが多い為、マナさえあれば「信心集めさせたくなければライフ払え」の動きができるかも。そして血に染まりし勇者は1マナ2/1、死亡したら手札に戻るという効果を得ることになるでしょうね。あんま変わらないや。

霊魂の絆とエイスリオスに引っ張られて、他のクリーチャーも全体的に軽くてめんどくさいものを増やしました。地上の多色を問答無用で止める(包囲サイ以外)万神殿の兵士、いちいちハンデスがうっとうしい脳蛆とマルドゥの頭蓋割り、どこかにエンチャントされても普通に3マナ3/3でも割と強い責め苦の伝令など、普通にアグロに動けるようにしました。相手が守っている間に色々シナジーを見せ付けることができたら良いなあ。

そしてなにか大きなネタを仕込みたかったのでさまよえる魂の勇者。8nRIb8xmVD_JP 別に強いとはおもいませんが、「血に染まりし勇者で攻撃→ブロック前にさまよえる魂の勇者起動→マルドゥの頭蓋割りでハンデス!そして血に染まりし勇者が帰ってくる!」みたいな動きができたら変態的だと思います。ちなみにこの一連の流れで7マナ。ハハッ。まあ、エイスリオスいる場でこれが複数体墓地に送ったら大抵クリーチャーが帰ってくるんじゃないでしょうか?やってることはイニストラードの魂ですが。

ちなみに除去は適当です。環境どうなるのかわからないし。完全なる終わりがほど良く丸いので入れてますが、個人的には復仇が一番活躍する除去なんじゃないかと思います。軽くてマナ拘束緩いし、どうしても倒したいクリーチャーの大半は倒せます。

と、こんなかんじですかね。

このデッキは勝つというより、複雑なことやって気分良くなりたいっていう欲求に素直になっただけのデッキなので、いっそもっとエキセントリックにしてもいいかもしれません。戦列への復帰を入れてみるとか、いっそ緑足して自分から墓地肥やしたりアブザンの隆盛置いて出るときも死ぬときもスピリット出すようにしてみたり。

能力がシンプルに強い分、色々な悪用法が出てきそうで楽しみです。

それでは、J也でした。

まずはお詫びから

やあ、トリ助・リオンだ。先日、不肖の兄が迷惑をかけたそうだね。まずはこの場を借りて謝罪させてもらうよ。

さて、もう一つ謝っておこうかな。今回はホームランドの紹介になるわけだが・・・。先に言っておこう。正直ちょっと退屈な話に付き合わせることとなるだろう。このセットはマジックの歴史上、最も地味なセットなんだ。とにかくカードパワーの水準が低いアイスエイジは弱いカードが多かったが、強いカードもそれなりに存在していた。

ところがこのホームランドには、そういった光るカードがない。トーナメントで活躍したカードが無くはないのだがね。そういったカードたちも、地味というか、ぱっとしない感じなんだよ。それを踏まて、本題に入ろうか。


イマイチなカードを頑張って紹介!

ホームランドはカードパワーや新システムに関して焦点をあてていないセットだ。どちらかといえば雰囲気やストーリー重視の印象を受けたね。どことなくのどかな感じのするイラストが多くて、その意味ではセットとしてのまとまりがあったと言えるかな。伝説のクリーチャーが数多く収録されていて、既におなじみだったセラセンギアといった単語にわくわくしたものだ。・・・最初はね。


Serrated Arrows"鋸刃の矢/Serrated Arrows"
(4)
アーティファクト
鋸刃の矢は、その上に鏃カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、鋸刃の矢の上に鏃カウンターが置かれていない場合、鋸刃の矢を生け贄に捧げる。

(T),鋸刃の矢から鏃カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とする。その上に-1/-1カウンターを1個置く。


ホームランド強力のカードは"鋸刃の矢/Serrated Arrows"が代表だ。ウィニーデッキにこれ1枚で壊滅的な被害を与えられるポテンシャルを持っている。特に白単、黒単デッキがプロテクション持ちクリーチャーに対処できるという点で重宝された。他にも"極楽鳥""ラノワールのエルフ"のようなマナ・クリーチャーを気軽に処分できるのはありがたいね。


Spectral Bears"Spectral Bears"
(1)(緑)
クリーチャー 熊 スピリット
Spectral Bearsが攻撃するたび、防御プレイヤーが黒のトークンでないパーマネントをコントロールしていない場合、それはあなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
3/3




緑には"Spectral Bears"が強かった。黒相手にはデメリットなしで使えるが、そうでなくてもブロッカーなら2マナ3/3という当時では破格のスペックだ。こいつも"白騎士""黒騎士"に対し強いスペックだね。ビジョンズで登場する"クィーリオン・レインジャー"という相方は、この熊をアンタップする手助けが得意だったね。


Primal Order"原初の秩序/Primal Order"
(2)(緑)(緑)
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、原初の秩序はそのプレイヤーに、そのプレイヤーがコントロールする基本でない土地の数に等しい点数のダメージを与える。




今では緑らしからぬ能力だが、特殊地形対策の"原初の秩序/Primal Order"というエンチャントがあった。自分にも被害が出るせいもあり、ちょっと使いづらかったものの、後半息切れする緑単のサイドボードとしては選択肢となった。再録され特殊地形てんこ盛りの5CG時代とかぶったため、単色でなくても緑のデッキなら採用されることがあったよ。


Autumn Willow"Autumn Willow"
(4)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー アバター
被覆
(緑):プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時まで、Autumn Willowはそれが被覆を持たないかのように、そのプレイヤーがコントロールする呪文や能力の対象とできる。
4/4


"Autumn Willow"熟女デッキに必須の一枚だ。呪禁のご先祖様といった風な能力を持っている。"ネビニラルの円盤""神の怒り"がよくメイン投入されていた時代だったが、4/4でこの能力はなかなか脅威だった。他にも"アーナム・ジン"を破れない、体重・・・ではなくコストが重い、といった理由でメインボードにはなかなか居場所がなかったが、出ればそれなりの活躍をするいい女だったものさ。


最もマシな青いカードたち

Merchant Scroll"商人の巻物/Merchant Scroll"
(1)(青)
ソーサリー
あなたのライブラリーから青のインスタント・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。




ホームランドで最も優遇された青いカードの代表は"商人の巻物/Merchant Scroll"というサーチカードだ。ソーサリーではあるものの、軽いコストとアドバンテージを失わない便利さが強みだ。当時のスタンダードでも青いデッキで少数採用されていたが、今はヴィンテージなどで活躍することが多いようだね。


Memory Lapse"記憶の欠落/Memory Lapse"
(1)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。



青いカードでもう一枚重要なのが"記憶の欠落/Memory Lapse"だろう。最初見た時には、次のターンに結局またキャストされるのでは大した効果ではない、なんて思ったものさ。しかしこいつの強さは青同士のカウンター合戦にある。通れば勝ち、といったスペルを打つときには軽い確定カウンターとして魅力的だった。


Sea Sprite"シー・スプライト/Sea Sprite"
(1)(青)
クリーチャー フェアリー
飛行、プロテクション(赤)
1/1





もう一枚、青いカードを紹介しよう。"シー・スプライト/Sea Sprite"はサイドボードによくいたクリーチャーで、当時数少ないトーナメントレベルのプロテクション(赤)を持ついぶし銀だ。飛行まで持っており"シヴ山のドラゴン"でさえ止められた。しかし最大の功績は、青白デッキで"剣を鋤に"の効かないプロテクション(白)を持つ"ワイルドファイアの密使"を止めたことだろう。


黒と赤は伝説のクリーチャーが強かった

"イーサンの影/Ihsan's Shade"
(3)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー シェイド 騎士
プロテクション(白)
5/5





黒には"イーサンの影/Ihsan's Shade"という大型クリーチャーが強かった。コストが重いものの、黒いため"恐怖"系除去がきかず、プロテクションで"剣を鋤に"がきかず、"稲妻"でも落ちない。その上"アーナム・ジン"に一方的に勝てる。どんなデッキにでも一定の仕事をするヤツだったね。そのコストから大活躍とまではいかなかったが、黒単ではメインやサイドに1~2枚入ることがあったんだ。


Eron the Relentless"情け知らずのエロン/Eron the Relentless"
(3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー 人間ならず者
速攻
(赤)(赤)(赤):情け知らずのエロンを再生する。
5/2




ホームランドの赤はひどいカードだらけだが、"情け知らずのエロン/Eron the Relentless"だけは違った。"白騎士""黒騎士"に弱かったが、赤は"稲妻"という最高の対抗手段がある。コストは重いものの、継続力のある"ボール・ライトニング"といった風だったよ。再生まであって、ステロイド相手でもなかなか活躍できた。"神の怒り""剣を鋤に"に弱いので、白が苦手な一枚だった。


An-Zerrin Ruins"An-Zerrin Ruins"
(2)(赤)(赤)
エンチャント
An-Zerrin Ruinsが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。




赤いカードをもう一枚紹介しよう。こいつはかなりの変わり種だ。"An-zerrin ruins"は当時珍しかった部族対策カードな上に、アンタップ禁止という赤らしくない能力を持っていた。当時のスタンダードでは部族デッキと呼べるようなものが存在していなかったからねえ。まあ、白や黒のウィニーデッキは騎士やクレリックが多くなるのでそこそこの活躍ができたようだね。稀にサイドボードに入っていたのを見かけたよ。


白は、ええと・・・そう、絵がカッコよかった!

Death Speakers"死者の代弁者/Death Speakers"
(白)
クリーチャー 人間 クレリック
プロテクション(黒)
1/1




ホームランドの白は、赤と同じくらい悲惨なラインナップだ。おそらく最もまともなカードは"死者の代弁者/Death Speakers"だろう。単なる1マナ1/1のプロテクション(黒)だ。ウィニーデッキで13枚以上プロテクション(黒)のクリーチャーが欲しい場合には有用だった。1マナである点は評価できるが、これが最もましなカードである時点で色々と察してくれ


Aysen Highway"Aysen Highway"
(3)(白)(白)(白)
エンチャント
白のクリーチャーは平地渡りを持つ。





もはや強さとは関係ないのだが、イラストが人気のカードが多いのがホームランドの白の特徴といえよう。まずは"Aysen Highway"だ。重すぎるコスト、トリプルシンボル、さらに能力は悪いジョークのレベルだ。これで自分のクリーチャーが平地渡りを得られるなら、相手のクリーチャーも渡ってくるだろうね。でも、なんだかイラストはとても格好いいカードだった。


Serra Aviary"Serra Aviary"
(3)(白)
ワールド・エンチャント
飛行を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。





お次は"Serra Aviary"だ。土地のようなイラストだが、ワールド・エンチャントだ。ワールド・エンチャントは場に1枚しか存在できない、というルールなので沢山出してたっぷり強化する、といった使い方ができないのが残念だね。更にいうと、当時の白は今ほど飛行クリーチャーが存在していなかったんだ。能力はともかく、のどかで美しいイラストがホームランドの雰囲気をよく演出していたと思う。


Aysen Crusader"Aysen Crusader"
(2)(白)(白)
クリーチャー 人間 騎士
Aysen Crusaderのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールする兵士と戦士の数に2を加えた点数に等しい。
2+*/2+*



美麗カードの最後を締めくくるのは、有名な絵師「NeNe Thomas」がお届けする"Aysen Crusader"だ。元のテキストでは、今は亡き『勇士』というクリーチャータイプを参照していた。クリーチャータイプの見直しにより、能力がかなり変わってしまったカードだ。勇士はイマイチなカードばかりだったため、このお美しいご尊顔を拝謁できる機会は、主にトレードファイルだけだった。イラストが好きだから、という理由でトレードさせてもらった数少ないカードだ。


付き合ってくれてありがとう!

Apocalypse Chime"Apocalypse Chime"
(2)
アーティファクト
(2),(T),Apocalypse Chimeを生け贄に捧げる:すべてのHomelandsエキスパンションにて印刷されたトークンでないパーマネントを破壊する。それらは再生できない。




ホームランドの最後は、再びアーティファクトに戻ろう。ホームランドのパーマネントを一掃する、というその名も"Apocalypse Chime"だ。ホームランドのカードが相手の場に沢山並んでいる場合には効果的だが、なかなかそんな機会はなかったものだよ。似たようなエキスパンション対策カードがアラビアンナイト、アンティキティーに存在したが、こいつが最後、それっきり印刷されていないね。

さて、沢山のイマイチなカードを紹介してきたが、どうだったろうか。ホームランドの地味さは売れ行きにも大きく影響し、ウィザーズ社内でも大きな問題になったらしい。

結果、次のアライアンス"Force of will"を含む前代未聞の強力なセットとなった。売れ行きもそれはもうすごくて、あっという間にブースターパックがプレミア価格になってしまったよ。ホームランドの最大の功績は、アライアンスというセットを強力なものに仕立て上げたことだろう。

次回はその強いアライアンスを紹介できるので、私も今から楽しみだよ。やはり紹介する方も、どうせなら派手なカードの話の方が盛り上がるからね。君も楽しみにしていてくれたまえ。

どうも、J也です。

最近はタルキールのスポイラーを見ながら色々とデッキの構想を練る毎日です。3色環境だけどマナ基盤がISD-RTRの時ほど安定していないので、安定して序盤に多色の強いカードを出す方法を考え中です。

それはさておき、タルキールがもうすぐということは、つまりラヴニカブロックが落ちるということです。つまり、ラヴニカのカードをスタンで使えるのは今だけ

ということで、今回はラヴニカのカードをふんだんに使ったデッキを考えてみたいと思います。aiec49yiq3_jp

そしてそのコンセプトとなるカードはこちら、火炎収斂

まるで使われた記憶も無い、なんならリミテッドですら残念カードですが、有る意味「ラヴニカ=多色」ということを象徴するようなカードです。まあ、次の環境も多色環境みたいなのであまり多色を懐かしむような感じにはなりませんが、とりあえずこれでデッキを組んでみたいと思います。


火炎収斂4色コン

土地 26

マナの合流点 2

苔生した墓 4

血の墓所 3

湿った墓 2

踏み荒らされた地 2

繁殖池 2

疾病の神殿 4

悪意の神殿 2

神秘の神殿 2

欺瞞の神殿 2

奔放の神殿 1

クリーチャー 1

嵐の神、ケラノス 1

スペル 33

火炎収斂 3

化膿 2

ゴルガリの魔除け 1

突然の衰微 4

点火+変化 3

見えざるもの、ヴラスカ 2

ラル・ザレック 2

荒ぶる波濤、キオーラ 2

歓楽者、ゼナゴス 4

悪夢の織り手、アショク 3

頂点捕食者、ガラク 1

遠隔+不在 2

戦慄掘り 3

イゼットの魔除け 1



こんな感じで。マナの合流点まで入れ、意地になって多色のカードを積み込んで見ました。E9QU2r9nIn_JP 単色のカードは火炎収斂3枚のみ。全力で多色のスペルを撃っていきましょう。

色の話ですが、多色の優秀な除去でインスタントなものは緑黒に集中しているので緑黒を足し、対処しないといけないパーマネントが欲しかったので青も増やしてみました。 本当は全除去のある白を足したいとも思ったのですが、序盤緑黒の除去を撃ちつつ全除去も撃てるマナ基盤というのが全く思いつかなかったので諦め。一応この4色での多色の全除去には花崗岩の凝視というものがありますが、普通に単体除去合わせたほうが効率がよさそうだったので入れてません。

一応、狙うべき勝ち手段は火炎収斂での火力ダメージですが、それ以上にプレインズウォーカーでトークン戦術の方が勝ちやすいと思います。ELJsJYK7L18_JP_LR もっと単色のプレインズウォーカーを足してプレインズウォーカーコントロールみたいな型にはできますが、それでは火炎収斂のダメージが本格的におまけになるので今回は保留。いや、そっちの方が強いのは分かるんですけどね。

プレインズウォーカーは、ただただ色の合う多色のものを詰め込んでみた感があります。ドムリだけはどうしても使い道が無いので入れませんでしたが、これだけの数のプレインズウォーカーを順に出していけば勝てるんじゃないかなーって安易に考えてます。アショクだって綺麗に3ターン目に着地すれば強い。クリーチャーをブロッカーとして奪えるようになれば、豊富な除去と合わせて非常に粘り強くなります。

そして次は除去の選択の話。無題一番枚数を詰んでいるのが大抵の相手に使えて腐りにくい突然の衰微、その他は戦慄掘りや点火+変化などのプレインズウォーカーにも(一応)触れる除去を多めに、効果的な相手には凄く強いけど層でもない場面も多い除去を少なめに入れてあります。少なめ、といっても普通ならマナクリやクルフィックスの狩猟者が入っている枠に除去を積み込んでいるので総量としてはかなり多めではないかと思います。

あと、クリーチャーはなぜかケラノス一体だけです。それもクリーチャーというよりはドローor3点火力の置物として入れてます。クリーチャー化はほぼ無理です。一応、火炎収斂と赤、青のプレインズウォーカーが一枚ずつ並べば顕現しますが、そんな盤面完成してたらクリーチャー化してなくても勝てそう。それでも置物として優秀だから一枚挿し。最近ではモダンのサイドボードにも入っているらしいし、弱くはないと思います。


はい、ということで、この辺で今回のデッキ紹介を終わりたいと思います。次回からはタルキールのカードをふんだんにつかったデッキを考えていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。

では、J也でした。

バイ助・リオン登場!!!

やあ、出来の悪い弟が世話になっているらしいね。私は「バイ助・リオン」。そう、リオン3兄弟の次男であり、あの「トリ助・リオン」のだ。最近あいつがマジックの下らない与太話を垂れ流していると知ってね。中途半端な知識を披瀝してみんなに混乱を招いているのでは、と兄として心苦しい限りだ。だから今日は、そんな弟の話をしっかりと訂正し、正しい情報をお届けしようと思っている。少々お付き合い願えるかな。まずはフォールン・エンパイアについて私の知る限りの情報をお伝えしよう。

フォールン・エンパイアの知られざる物語

Hand of Justice"Hand of Justice"
(5)(白)
クリーチャー アバター
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態の白のクリーチャーを3体タップする:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
2/6

フォールン・エンパイアはサーペイディア諸帝国を舞台とした史上初の『料理バトル・エクスパンション』だ。かつて帝国史上最高の料理人と謳われた"Hand of Justice"の苦難と成長を描いている。

Ruins of Trokair彼の芸術的ともいえる料理は、多くの仲間たちと一丸となって調理することによるいわば『ウィニー料理』にあった。しかし周囲から天才と持てはやされるうちにそれを忘れ、行き過ぎた増長が己の首を絞めることとなる。仲間を手下のように扱い、ついには見捨てられ失意のうちに料理界を後にしており、"トロウケアの廃墟/Ruins of Trokair"で隠遁生活を送っていたのだ。



Seasingerそんな中、事件は起こる。かつての絶頂時代の恋人"海の歌姫/Seasinger"が暴虐な美食家"オーグ/Orgg"に誘拐されるところからストーリーは始まるのだ。

愛する人(魚)のために

"オーグ/Orgg""海の歌姫/Seasinger"を返してほしければ、最高の料理を食べさせろ、と彼を脅迫する。"Hand of Justice"(2/6)では"オーグ/Orgg"(6/6トランプル)を止めることはできなかった。

Orgg"オーグ/Orgg"
(3)(赤)(赤)
クリーチャー オーグ
トランプル
オーグは、防御プレイヤーがパワーが3以上のアンタップ状態のクリーチャーをコントロールしている場合、攻撃できない。
オーグはパワーが3以上のクリーチャーをブロックできない。
6/6


一人の力では何もできない事を痛感していた彼は、"海の歌姫/Seasinger"を救い出すため仲間集めを始める。田舎者のゴブリンやオークに珍しい都会の料理を振る舞い懐柔する作戦に出たが、これは上手くいかなかった。彼らはあっさり手下にはなったものの、彼の指示どおりに動くだけの知能がなかったのだ。白クリーチャーでないと能力が起動できない"Hand of Justice"悲哀を見事に表現した名シーンだ。

仲間を求めて

Icatian Lieutenant白クリーチャーを求めてアイケイシアの街に舞い戻った彼は、かつて仲間だった兵士クリーチャー達を訪ねて回った。しかし彼らは、自分たちをこき使う"Hand of Justice"よりも、自分たちを強化してくれる"Icatian Lieutenant"に心酔していた。アバターと兵士、クリーチャータイプの溝は深かった。

Icatian Moneychangerもたもたしていては"海の歌姫/Seasinger"が危ない。彼は最後の手段に出た。"Icatian Moneychanger"から融資を受け、金の力"アイケイシアの都市/Icatian Town"で市民トークンを雇い入れたのだ。これで頭数はそろった。次は食材集めだ。



Icatian Town"アイケイシアの都市/Icatian Town"
(5)(白)
ソーサリー
白の1/1の市民クリーチャー・トークンを4体戦場に出す。




ライバルの登場

Elvish Farmer最高の食材を手に入れるため、彼は森にやってきた。食材を発酵させる胞子をもらいに、久しぶりに"Elvish Farmer"と会いに来たのだった。"Elvish Farmer"は後ろの市民トークンの数を確認すると、快く昔馴染みの申し出に応じた。

Thelonite Monk

この時"Hand of Justice"は、偶然同席していた森の料理人"Thelonite Monk"にも"海の歌姫/Seasinger"のことを話してしまう。"Thelonite Monk"自慢の包丁捌きを武器に、"オーグ/Orgg"を満足させる料理を作り、自分こそが"海の歌姫/Seasinger"を助け出すのだ、と"Hand of Justice"挑戦状を叩きつける


Orggの秘密

Dwarven Armorerそんな"Thelonite Monk"の包丁捌きを目の当たりにした"Hand of Justice"は、自分の包丁では勝てない、と危機感を募らせる。そこで、最高の包丁を新調するため"Dwarven Armorer"の工房に足を運んだ。

最初は「皮膚の色が気持ち悪い」という理由で彼の申し出を断った"Dwarven Armorer"だったが、市民トークン達も一緒に頭を下げだすと、慌てて包丁造りを承諾したのだった。きっとヒゲへの強いこだわりが二人の関係に、"ドワーフのカタパルト/Dwarven Catapult"の如く一石を投じたに違いない。

Zelyon Sword"Zelyon Sword"と銘打たれた    最高の包丁と最高の髭剃りを手に入れた"Hand of Justice"は、ここで"オーグ/Orgg"について情報を得る。同じ赤クリーチャー同士、"Dwarven Armorer""オーグ/Orgg"のことを良く知っていた。どうやら奴は、パワーが高いクリーチャーが大嫌いらしい、というのだ。




メニューを決めろ!

Deep Spawn"Hand of Justice"は悩んだ。当初考えていた料理は『"Deep Spawn"の酒蒸し』だった。しかし"Deep Spawn"は6/6だ。情報では"オーグ/Orgg"はパワー2以下が好物とのことなので、おそらく奴を納得させることはできないだろう。新たな食材が必要だった。

Ebon Praetor"Ebon Praetor"
(4)(黒)(黒)
クリーチャー アバター 法務官
トランプル、先制攻撃
あなたのアップキープの開始時に、Ebon Praetorの上に-2/-2カウンターを1個置く。
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:Ebon Praetorから-2/-2カウンターを1個取り除く。生け贄に捧げられたクリーチャーがスラルである場合、Ebon Praetorの上に+1/+0カウンターを1個置く。この能力はあなたのアップキープの間にのみ、各ターンに
1回のみ起動できる。
5/5

そんな時、同じく引退したアバター調理師仲間"Ebon Praetor"から、最近漆黒の手教団内ではスラルという食材の人気が凄い、という情報を得る。新しい人気食材を料理してみたい、という料理人魂に火が付いた彼は様々なスラル食材を研究し、ついに『"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"の爆弾揚げ』という新メニューを生み出す。"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"は2/2なので、きっと"オーグ/Orgg"の口に合うはずだ。

Mindstab Thrull"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"
(1)(黒)(黒)
クリーチャー スラル
精神攪乱スラルが攻撃してブロックされないたび、あなたはそれを生け贄に捧げてもよい。そうした場合、防御プレイヤーはカードを3枚捨てる。
2/2


決戦、始まる

Rainbow Vale満を持して決戦の地"Rainbow Vale"へとやって来た"Hand of Justice"一行。そこには"オーグ/Orgg""海の歌姫/Seasinger"と共に、ライバルの"Thelonite Monk"も到着していた。アイケイシアの兵士たちや"Elvish Farmer"をはじめとした森のエルフ達も観戦に訪れていた。包丁職人の"Dwarven Armorer"や旧友の"Ebon Praetor"の姿もあった。その他帝国各地から多くの観戦者が押し寄せ、大いに盛り上がる雰囲気の中、熱い料理バトルの火蓋が切って落とされた


Goblin Grenade"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"
(赤)
ソーサリー
ゴブリンの手投げ弾を唱えるための追加コストとして、ゴブリンを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの手投げ弾はそれに5点のダメージを与える。


Derelor調理中にも"Hand of Justice"をトラブルが襲う。揚げ油の樽を倒してしまいピンチに陥ったが、"デレロー/Derelor"の肝を搾って大量の油を入手することに成功した。"Rainbow Vale"から出る赤マナではスラルを揚げる火力が足りなかったが、そこは手伝いすらできなかったゴブリン達を次々と"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"で生贄にすることで凌ぐことができた。

Basal Thrull一方ライバルの"Thelonite Monk"も、同じスラル料理で対決に臨んでいた。目にもとまらぬ包丁捌きで『ヴォーデイリア風"Basal Thrull"のカルパッチョ』を調理していく。"Homarid"から抽出したエキスで作られたソースを、スラル肉の一番いいところにたっぷりと和える。美しい"Draconian Cylix"に盛り付けられた姿は、見た目にも食欲をそそる一品だ。

Draconian Cylix

最大の危機

何とか料理の完成に漕ぎ着けた"Hand of Justice"だったが、"オーグ/Orgg"は一向に箸を進めようとしない。なんと"Thelonite Monk"の予備食材の中に"Thrull Champion"がいたため、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"2/2から3/3になっていたのだった。

一方"Basal Thrull"は元が1/2であったため、"Thrull Champion"影響下でも2/3である。"Hand of Justice"土壇場で窮地に立たされる。味では絶対に勝っているが、このままでは"オーグ/Orgg"に食べてすらもらえない。こんな事態になるなら"ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade"を一つとっておけばよかった。

Thrull Champion"Thrull Champion"
(4)(黒)
クリーチャー スラル
スラル・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):スラル1つを対象とする。あなたがThrull Championをコントロールし続けているかぎり、そのコントロールを得る。
2/2

"オーグ/Orgg""Thelonite Monk"の料理を食べ終え、お決まりのオーバーアクションで長々と味の評価をしているうちに、奇跡が起こった。このタイミングでアップキープステップがやってきたため、"Ebon Praetor"の上に-2/-2カウンターが置かれることとなったのだ。
既に引退していた"Ebon Praetor"は1/1までP/Tが落ち込んでおり、スラルを生贄に捧げない限り生き残れない体になっていた。"Thrull Champion"はこうして生贄に捧げられ、ギリギリのところで"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"は2/2に戻ることができた。

天才の一品、そして

"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"の爆弾揚げ』は天才と謳われた"Hand of Justice"の料理の中でも最高と言っていい一品だった。"オーグ/Orgg"がひと口食べただけで、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"から独特な向精神性の肉汁があふれ出し、味覚だけでなく視覚や聴覚にも異常を引き起こす。さらに隠し味の爆弾"Aeolipile"が口腔内を激しく刺激する。

Combat Medic手札破壊3枚と2ダメージを両立したスペシャルメニュー"オーグ/Orgg"大満足、恍惚の表情で"Hand of Justice"の勝利を宣言した。が、ほどなくして"Combat Medic"の治療を受けるに至った。"オーグ/Orgg"のその後は、後遺症と禁断症状に悩まされることとなる。

Aeolipile"Aeolipile"
(2)
アーティファクト
(1),(T),Aeolipileを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Aeolipileはそれに2点のダメージを与える。



数々の仲間たちに助けられながら"海の歌姫/Seasinger"を奪還した彼は、この料理バトルの功績が認められ再び表舞台で活躍することとなった。"海の歌姫/Seasinger"ともよりを戻し、誓いの品として"Ring of Renewal"を送るシーンで感動的なフィナーレを迎える、というのがこのエクスパンションの大筋だ。Ring of Renewal

バイ助からの補足

聡明な諸君は当然お気づきと思うが、"精神攪乱スラル/Mindstab Thrull"のパワーを下げるシーンでは"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"がいてくれれば話が早かった、ということ、さらにダメージを飛ばすしか能のない"トリスケリオン/Triskelion"ではパワーを下げられず役に立たなかったことを強調しておきたい。

Serrated Biskelion"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"
(3)
アーティファクト クリーチャー 構築物
(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個置き、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
2/2



どんなシーンでも"ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion"は有用であり、常にデッキに4枚入れるべきである、ということだね。よく覚えておいてくれたまえ。ではまたお会いしよう。

このページのトップヘ