どうも、J也です。もうすぐプロツアーですね。フォーマットはスタンダードとドラフトなので、今後のデッキ作成の参考にするためにも是非とも見たいところです。
さて、それでは今回のデッキ紹介に移りましょう。
今回のテーマは、ずばりドラゴン!せっかくドラゴンがテーマのセットなので、ドラゴンを中心にしたデッキを一つくらいは組んでおこうと思います。
それでは、ドラゴンデッキを組むと決めたらまずは色を決めないといけませんね。
まず、強力なドラゴンの多い赤。 唯一の4マナドラゴンである雷破の執政や、プロテクション(白)が優秀な嵐息吹のドラゴンを入れることができるというのはとにかく優秀。龍王の召使いやサルカンの凱旋なんかのドラゴンサポートを入れれるのも良い感じ。
他の色はどうしましょうか。単色でいくか、それとも色を足してドラゴンの選択肢を増やすか。とりあえず、各色の特徴を見ながら考えましょうか。
白:構築でも使えそうな単色ドラゴンは陽焼の執政くらい。除去耐性はないが、地味にライフゲインも付いているのがいぶし銀。他の色を足しても良いならドロモカやオジュタイが入れれますが、どうしてもタッチになりそうな予感。
青:ドラゴン自体は氷爆の執政くらいですが、ドラゴンカウンターことシルムガルの嘲笑が入れれるのがメリットといえばメリット。赤青の二色で組むとすると多色ドラゴンこそ入りませんが、それぞれ違った形の除去耐性を持つドラゴンで攻めるデッキが組めそうです。
緑:残念ながら執政は弱いので、単色ドラゴンには期待できない。しかし、赤と友好色なおかげでアタルカが入れれるのが素晴らしいポイント。また、緑お得意のマナサポートで3色4色のドラゴンデッキを可能にするというのも重要。2色で足りないときはこの色をメインにしよう。
黒:この色も執政が弱いが、コラガンを入れれるというメリットが。とはいえ、実際にこの色を足すメリットとしては命運の核心を入れれるということにあるでしょう。クリーチャーがほぼ全てドラゴンになるというのであれば、命運の核心は相手だけを破壊するスーパーカードになり得ます。
という感じですね。白だけは3色以上にしないと厳しそうですが、その他の色は2色でもある程度組めそうです。基本は2色で、タッチできそうなら3色目、といった感じでしょうかね。
ということで、デッキを一つ作ってみましょう。
赤黒t青ドラゴンズ
土地 25
精霊龍の安息地 4
悪意の神殿 4
欺瞞の神殿 2
血染めのぬかるみ 4
汚染された三角州 2
島 1
山 4
沼 3
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
クリーチャー 16
龍王の召使い 4
雷破の執政 4
嵐息吹のドラゴン 4
嵐の憤怒、コラガン 2
龍王コラガン 1
龍王シルムガル 1
スペル 19
命運の核心 4
龍詞の咆哮 2
乱撃斬 2
コラガンの命令 3
残忍な切断 1
英雄の破滅 3
サルカンの凱旋 2
シルムガルの碑 1
コラガンの碑 1
こんな感じです。デッキの方針としては、ドラゴン出して、他は除去して勝つ!という簡単なものになりました。
採用されたドラゴンは、とりあえず強い雷破の執政と嵐息吹のドラゴンが4枚ずつ。 更に追加のドラゴンとして、疾駆もついて打点も上げれる嵐の憤怒、コラガンが2枚に、サイ連打だけは絶対に許さない龍王コラガンを1枚入れてみました。個人的にはこれだけでも充分打点出てるのでドラゴン追加しなくても良いかな、とは思ったのですが、せっかくサルカンの凱旋を入れるのであればシルバーバレット戦術がしたい!ということで、龍王シルムガルを入れてみました。龍王アタルカなんかも考えたのですが、アタルカはエレボスの鞭がないとそこまで強くはなさそうに見えたので今回はやめときました。
そして、他のカードはひたすらドラゴンが着地するのをサポートするという役割に特化しています。まず命運の核心4枚、そして龍詞の咆哮を筆頭とした単体除去が全部で11枚。実にデッキの1/4がドラゴン着地までの時間稼ぎに使われています。個人的には忌呪の発動なんかも入れたかったのですが、コラガンの命令と英雄の破滅で3マナ除去がもうお腹いっぱいだったので諦めました。4点ゲインは速いデッキに対して非常に強力なため、サイドには2.3枚入れておきたいカードではありますね。
また、ドラゴンによるシルバーバレットを可能にするサルカンの凱旋は2枚にしています。 あまりドラゴンの種類が多いわけでもないということに加え、3マナが重いことがあるのでちょっと枚数減らし気味にしてあります。
除去以外のカードとしては、マナサポートとして龍王の召使い&2種類の碑を投入。碑自体はそんなに強くないのですが、他のマナサポートがどれも緑が必要だった為しかたなく入れています。一応終盤には全体除去に巻き込まれないクロックとして、コントロール相手には効果があります。
最後に土地ですが、簡単にドラゴンマナが出る上にドラゴン回収もできる精霊龍の安息地は当然4枚投入なのですが、残念ながら精霊龍のるつぼは一枚も入りませんでした。安息地4枚の時点ですでに無色土地4枚なのに、それよりも弱い無色地形を増やす気にはなりません。そういう訳でこんなマナ基盤になりました。
といったところで、今回のデッキ紹介を終わろうと思います。
それでは、J也でした。